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国際的視点から見た終身刑
死刑代替刑としての終身刑をめぐる諸問題
縦210mm
175ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2003年10月
- 登録日
- 2016年5月31日
- 最終更新日
- 2016年5月31日
紹介
龍谷大学矯正・保護研究センターでは、2002年2月1日、開設を記念して国際シンポジウムを開催した。テーマは、「国際的視点から見た終身刑:死刑代替刑としての終身刑をめぐる諸問題(Life Imprisonment from International Perspectives:An "Alternative" for the Death Penalty?)」である。本書は、このシンポジウムの記録である。パネリストには、ドイツからはフルダ大学教授ハルトムート=ミヒャエル・ヴェーバーさん、イギリスからはプリズン・リフォーム・トラスト事務局長ジュリエット・ライオンさんをお招きし、日本からは、元矯正実務家で、現在、龍谷大学客員教授である長谷川永さんと第二東京弁議士会所属の弁護士で、日本弁護士連合会人権擁護委員会委員でもある小川原優之さんをお招きして、「いま、なぜ、終身刑なのか」というアクチュアルな問題を国際的視点から検討した。
目次
シンポジウムの趣旨と日本の議論状況について
終身刑とその人権へのインパクト:死刑は終身刑によって代替されるべきか。それとも、定期の最高刑によって代替されるべきか
イギリスにおける死刑廃止と終身刑の運用
終身刑を考える:矯正実務家の視点
終身刑導入論と日本弁護士連合会の対応
質疑応答から
上記内容は本書刊行時のものです。