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フェミニズムとレジリエンスの政治
ジェンダー、メディア、そして福祉の終焉
発行:青土社
四六判
244ページ
定価
2,400円+税
- 書店発売日
- 2022年9月6日
- 登録日
- 2022年7月15日
- 最終更新日
- 2022年8月30日
紹介
ネオリベラリズムが蝕む女性たちの生
「仕事も家庭もあきらめないで、すべてを手に入れましょう」「欠点を受け容れ、粘り強く立ち直りましょう」「福祉に頼るのはだらしなさの証拠です」「あんなふうにはなりたくないでしょう?」――映画、雑誌、テレビにSNSと、至るところから絶え間なく響く呼びかけに駆り立てられ、あるいは抑えつけられる女性たちの生。苛烈な「自己責任」の時代を生きる女性たちに課された幾重もの抑圧をさまざまな文化事象の分析を通じて鋭く抉り出す。一九九〇年代以後のフェミニズム理論を牽引してきた著者の到達点にして、待望の初邦訳書。
上記内容は本書刊行時のものです。