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ヒップホップ・モンゴリア
韻がつむぐ人類学
発行:青土社
四六判
440ページ
定価
2,600円+税
- 書店発売日
- 2021年2月13日
- 登録日
- 2020年12月16日
- 最終更新日
- 2020年12月24日
書評掲載情報
2022-05-28 |
朝日新聞
朝刊 評者: 柄谷行人(哲学者) |
2021-04-24 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 松村圭一郎(文化人類学者) |
2021-03-20 | 朝日新聞 朝刊 |
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紹介
「周縁」に響く怒りの韻(ライム)。知られざるモンゴルのリアル。
青空と草原の遊牧民の国――それは理想化されたモンゴル像に過ぎない。都市化と開発が進み、そしてヒップホップ、ラップが深く浸透した「ヒップホップ・モンゴリア」でもある。ラップの盛況ぶりからは、口承文芸・伝統宗教との接点、社会主義による近代化によって生じたねじれ、民主化以降の西側へのコンプレックスとナショナリズム、ゲットーから放たれる格差への怒りが見えてくる。新自由主義に翻弄され「周縁」に置かれた国家のリアルをすくい取り、叫びを韻に込めるラッパーたちの息遣いを伝える異色の人類学ドキュメント。
上記内容は本書刊行時のものです。