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音楽でケアする 西島 千尋(著) - 世界思想社
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【利用可否不明】

音楽でケアする (オンガクデケアスル) 福祉現場を動かすセッション (フクシゲンバヲウゴカスセッション)

教育
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発行:世界思想社
四六判
縦186mm 横130mm 厚さ18mm
重さ 260g
240ページ
定価 2,500 円+税   2,750 円(税込)
ISBN
978-4-7907-1816-1   COPY
ISBN 13
9784790718161   COPY
ISBN 10h
4-7907-1816-6   COPY
ISBN 10
4790718166   COPY
出版者記号
7907   COPY
Cコード
C0047  
0:一般 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年9月10日
書店発売日
登録日
2026年7月2日
最終更新日
2026年7月7日
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紹介

伊藤亜紗さん推薦
「ケアの土台をめざめさせる音、音楽する人々の息吹を寿(ことほ)ぐ言葉」

セッションがはじまれば、私たちは同じ世界で生きられる。 

自分の世界にたたずむ人々、かかわり方に悩むケアラー。
すれ違う現場で、みながセッションに巻き込まれ、ケアする人も救われる。
ズレとつながりが交錯する地点から、ケアとしての音楽療法を問う。


――「はじめに」より

このセッションで私は、みんなで同じことをすることが「目的」だと思い込んでいた自分に気づかされた。
曲にのせられて、次の曲への期待感に身体が反応して、いつの間にかそれぞれのノリだけれど一緒にやっている。
そして一緒に止まる。
それはすべてあくまで「結果」なのである。
やりたくない人ややりたくないときはしなくていい、それぞれがそれぞれのタイミングややり方で参加すればいい、
というミュージック・ケアのセッションは、障害の有無や年齢差から抜け出して、
ただその空間を共有できる喜びを思い出させてくれた。

目次

はじめに

1章 ケアとしての音楽療法
 1 同じ世界に生きているという感覚
 2 音楽療法のはじまり
 3 音楽療法のさまざまなメソッド
 4 加賀谷式集団音楽療法/ミュージック・ケア

  コラム1  職業資格としての音楽療法士

2章 障害児・者や高齢者が生き生きする
 1 生活を共にする人との実践
 2 セッションにおける仕かけ
 3 セッションにおける駆け引き
 4 なぜ音楽なのか

3章 職員や親が巻き込まれる
 1 ほっとできるたのしい時間
 2 立場が吹き飛ばされる場
 3 生身の存在としての出会い

4章 施設の生活に音楽がかかわる
 1 法人主導で取り入れられたミュージック・ケア
 2 個人の実践から法人全体にひろがる輪

  コラム2  資格を給与に反映させる法人

5章 実践者が救われる
 1 ミュージック・ケアとの出会いが人生を動かす
 2 一人との出会いや一曲が人生を変える
 3 実践者として「救われる」指導と実践のあり方

6章 常識や権威を取り除く
 1 リモートセッションが取り除く威圧感や緊張感
 2 権威を映し出す
 3 既存の関係を映し出す

  コラム3  音楽療法は科学か芸術か

終章 相手のズレに巻き込まれる
 1 一体感とズレ
 2 ケアする人もケアされるのはなぜか
 3 関係性のケア

あとがき
参照文献
索引

著者プロフィール

西島 千尋  (ニシジマ チヒロ)  (

1981年生まれ。金沢大学大学院人間社会環境研究科博士後期課程修了。博士(学術)。現在、金沢大学人間社会学域准教授。
主著に『クラシック音楽は、なぜ〈鑑賞〉されるのか──近代日本と西洋芸術の受容』(新曜社、2010年)、共著に『音楽の未明からの思考──ミュージッキングを超えて』(アルテスパブリッシング、2021年)、共訳に『ミュージッキング──音楽は〈行為〉である(新装版)』(水声社、2023年)などがある。
音楽療法への興味から、2015年に偶然ミュージック・ケアに出会い、子育て支援や療育、介護予防など、さまざまなセッションのフィールドワークを継続中。ミュージック・ケアのセッションをはじめ、地域の祭礼やJリーグなど、人々が集まり、楽器を打ち鳴らし、声の限りに感情をあらわにするミュージッキングに惹かれる。

上記内容は本書刊行時のものです。