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絶望と熱狂のピアサポート 横山 紗亜耶(著) - 世界思想社
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【利用可否不明】

絶望と熱狂のピアサポート (ゼツボウトネッキョウノピアサポート) 精神障害当事者たちの民族誌 (セイシンショウガイトウジシャタチノミンゾクシクシ)

哲学・宗教
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発行:世界思想社
四六判
縦186mm 横130mm 厚さ22mm
重さ 340g
302ページ
定価 2,700 円+税   2,970 円(税込)
ISBN
978-4-7907-1803-1   COPY
ISBN 13
9784790718031   COPY
ISBN 10h
4-7907-1803-4   COPY
ISBN 10
4790718034   COPY
出版者記号
7907   COPY
Cコード
C0039  
0:一般 0:単行本 39:民族・風習
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年11月30日
書店発売日
登録日
2025年9月11日
最終更新日
2025年11月6日
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書評掲載情報

2026-02-14 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 古屋龍太(日本社会事業大学名誉教授)
2026-01-24 日本経済新聞  朝刊
評者: 頭木弘樹(文学紹介者)
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紹介

東畑開人さん推薦
「最終章まで読み通してほしい。必ず震撼するから。
障害者とは何か、健常者とは何か、そして「対等」とは何か。
ユートピアが描かれ、ユートピアが崩壊し、そして剥き出しの「対等」が現れる」

絶望的なまでに健常者中心の社会を、熱狂的な〈お祭り〉でかき乱す、横浜ピアスタッフ協会(YPS)。「ピアになる」瞬間を追い求める当事者たちの活動、法人化への葛藤、それを「書く」ことの政治性……10年間の調査に基づくノンフィクション。

【はじめにより】
 本書は、対等になるための行動のひとつのやり方として、YPSの人々が編み出した〈お祭り〉に迫る。YPSの〈お祭り〉とは、絶望的なまでに不平等な社会をかき乱し、教科書にあるような前提を壊すことで、対等な関係を築こうとするピアサポートのあり方である。社会をかき乱すことには、責任がつきまとう。こうした責任を引き受けることでこそ、〈お祭り〉は熱狂的なまでの盛り上がりを見せていた。
 私たちは対等ではない。それでも私は、あらゆる差異が生み出される仕組みを直視することを通して、対等になりたい。たとえそれが叶わぬ願いであったとしても、私はそのために考え、行動し続けたいのだ。

目次

はじめに──対等になりたい
序 章 何のために〈お祭り〉をするのか
第Ⅰ部 まずは無条件の歓迎で
 第1章 事務局会議──全員参加の最高意思決定機関
 第2章 懇親会──名前のある個人として出会う
第Ⅱ部 作られた混沌
 第3章 さざなみ会──参加者たちの「本業」
 第4章 ピアになる──いかにして対等になるのか
第Ⅲ部 どうでもいい
 第5章 ピアまつり──渾然一体のパフォーマーと観客
 第6章 責任を引き受ける──〈お祭り〉の先にあること
第Ⅳ部 仲間のため
 第7章 事業化──いかにして当事者活動は存続するのか
 第8章 制度化された絶望──あたりまえのように奪われる主体
終 章 当事者活動を「書く/書かせる」ということ
● 住友健治さん──体裁と曖昧
● 藤井哲也さん──暴力と責任
● 小堀真吾さん──直観と挑戦
● 堀合悠一郎さん──自己否定と社会貢献
● 島中祐子さん──距離と情
● 堀合研二郎さん──妥協と批判
● 鈴木みずめさん──楽しさと負担
● 野間慎太郎さん──自責と適当

著者プロフィール

横山 紗亜耶  (ヨコヤマ サアヤ)  (

1997年神奈川県生まれ。東京大学総合文化研究科博士後期課程、日本学術振興会特別研究員(DC1)。精神保健福祉士、社会福祉士。専門は精神障害当事者活動および精神保健福祉領域の人類学。主な論文に、「変革か適応か──「仲間のため」の当事者運動」『精神医療(第5次)』(16号、2025年)、「支援に「共感」って必要ですか?──絶望によるピアサポートをさざなみ会に見た」『精神看護』(25巻3号、2022年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。