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スポーツが愛するテクノロジー 柏原 全孝(著/文) - 世界思想社
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スポーツが愛するテクノロジー (スポーツガアイスルテクノロジー)

社会科学
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発行:世界思想社
四六判
縦192mm 横138mm 厚さ24mm
重さ 451g
334ページ
定価 3,200円+税
ISBN
978-4-7907-1752-2   COPY
ISBN 13
9784790717522   COPY
ISBN 10h
4-7907-1752-6   COPY
ISBN 10
4790717526   COPY
出版者記号
7907   COPY
Cコード
C3036  
3:専門 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年2月28日
書店発売日
登録日
2021年1月26日
最終更新日
2021年2月6日
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紹介

手を使うな! 前に投げるな! 3歩以上歩くな!  選手を縛るルールこそが、スポーツを作り上げる。テニス、サッカー、新体操、大相撲からデスマッチまで、最新テクノロジーが勝負を決める時代のスポーツの行方に迫る。

著者「あとがき」より
 本書はスポーツについてルールから考える本である。……スポーツがますますテクノロジーに傾倒していく近年の現象をルールを視軸に検討してみようという本である。……ルールから考えるというのは、ルールを作る、改正する、それから、ルールを適用する、運用するという面からスポーツを考察しているということである。本書の根底にある問題意識は、スポーツ(とりわけエリートスポーツ)がいまどうなっていて、そして、これからどこへ行こうとしているのかという点にある。

目次

序 章 スポーツ、遊び、ゲーム、そしてルール
第1章 すべてのスポーツはゲームである?
第2章 採点競技の地平――もしパフォーマンスがゲームであるなら
第3章 新体操はスポーツである――イデオロギーとしての柔軟性
第4章 新体操は何を競うのか――美をめぐるヘゲモニー闘争
第5章 テクノフィリアの襲来――ゴールを見守るテクノロジー
第6章 サッカーは二度見する――VARと誤審の可能性
第7章 見るテクノロジーと誤審――大相撲という先駆者
第8章 テニスとフェティシズム――間違わないテクノロジーの降臨
第9章 スポーツの彼岸――デスマッチから見る風景
終 章 スポーツがテクノロジーを愛しても、
    テクノロジーがスポーツを愛するわけではない

著者プロフィール

柏原 全孝  (カシハラ マサタカ)  (著/文

1967年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科単位取得退学。
現在、甲南女子大学人間科学部文化社会学科准教授。
主 著
『都市的世界(社会学ベーシックス4)』、
『コミュニケーション社会学入門』(いずれも世界思想社、共著)、
『よくわかるスポーツ文化論』(ミネルヴァ書房、共著)、
「テクノロジーを愛するスポーツの現在地点」(『Fashion Talks…』Vol. 12 AUTUMN 2020、京都服飾文化研究財団)など。

上記内容は本書刊行時のものです。