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出版者情報
昭和ノスタルジアとは何か
記憶とラディカル・デモクラシーのメディア学
発行:世界思想社
縦20mm
534ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2014年5月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2014-12-21 |
読売新聞
評者: 開沼博(社会学者、福島大学特任研究員) |
2014-09-14 |
読売新聞
評者: 開沼博(社会学者、福島大学特任研究員) |
2014-07-13 |
東京新聞/中日新聞
評者: 藤井淑禎(立教大学教授) |
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紹介
映画、テレビ、音楽、雑誌等に現れる"昭和ノスタルジー"は、単純な懐古にすぎないのか。メディア表象や言説の詳細な検証を通して通説に挑み、背後に隠れたモダニティへの抵抗、戦後の「光」と「闇」を炙り出す斬新な戦後文化論の誕生。
目次
ノスタルジアと神話-社会現象としての「昭和ノスタルジア」
第1部 (記憶とナラティブ
記憶のポリティクスの発掘と救済-ラディカル・デモクラシーのメディア学)
第2部 (「昭和ノスタルジア」をめぐる知的言説と「戦後」パラダイムの問題
外部としての「昭和」-東京タワー・未完性・喪 『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズと『東京タワ‐オカンとボクと、時々、オトン‐』
叛逆への憧憬-「技術立国」の神話と構造 『プロジェクトX‐挑戦者たち‐』
「陰画」の交錯-戦後の「闇」、偶発的な節合と炭鉱映画の系譜学 『フラガール』
「自己像」と「自画像」の拮抗と恢復-大阪万博と「モラトリアム世代」 『20世紀少年』と『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』
「近過去へのクリティカルな執着」と言説空間の複数性-「昭和ノスタルジア」が意味するもの)
エピローグ 世界と政治との節合
上記内容は本書刊行時のものです。