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出版者情報
フィクションの中の記憶喪失
発行:世界思想社
縦190mm
227,8ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2013年10月
- 登録日
- 2016年9月8日
- 最終更新日
- 2016年9月8日
紹介
小説、演劇、映画、漫画からゲームの中に現れる記憶喪失。十九世紀における登場から現代まで、虚構の中の記憶喪失モチーフの展開と機能を扱った、斬新なフィクション論の誕生。
目次
第1章 モチーフの誕生(二十世紀以前
戦争と記憶喪失
ピランデルロ・シンドローム
大衆文化におけるモチーフ)
第2章 モチーフの発展(繰り返される戦争とモチーフ
繰り返される戦争とモチーフ-スパイ小説と記憶喪失
帰還兵とフィルム・ノワール
サイコスリラーと記憶喪失)
第3章 現代におけるモチーフの展開(フィリップ・K.ディックの衝撃
ゲーム化する想像力とモチーフ
日本におけるモチーフの展開-戦後史の欠落と健忘
日本におけるモチーフの展開-ジュブナイル的想像力と記憶喪失)
第4章 機能的考察(記憶喪失が生み出す物語-リプレイと放浪
記憶喪失が生み出す物語-演技とコメディー
記憶喪失が生み出す物語-アナザー・ワールド(もう一つの世界)
記憶喪失が生み出す物語-生の親密さと記憶)
上記内容は本書刊行時のものです。