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所有と分配の人類学 : エチオピア農村社会の土地と富をめぐる力学 松村 圭一郎(著) - 世界思想社
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出版者情報
所有と分配の人類学 : エチオピア農村社会の土地と富をめぐる力学
発行：世界思想社
縦220mm
324ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2008年2月
- 登録日
- 2016年6月1日
- 最終更新日
- 2016年6月1日
紹介
人びとは、富をいかに分け与え、「自分のもの」として独占しているのか?エチオピアの農村社会を舞台に、「所有」という装置が、いかに生成・維持されているのかを緻密に描き出す。「私的所有」という命題への人類学からの挑戦。
目次
序論(所有と分配の人類学
多民族化する農村社会)
第1部 富をめぐる攻防(土地から生み出される富のゆくえ
富を動かす「おそれ」の力
分配の相互作用
所有と分配の力学)
第2部 行為としての所有(土地の「利用」が「所有」をつくる
選ばれる分配関係
せめぎあう所有と分配)
第3部 歴史が生み出す場の力(国家の所有と対峙する
国家の記憶と空間の再構築
歴史の力)
結論(所有を支える力学)
上記内容は本書刊行時のものです。
