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出版者情報
非行の社会学
発行:世界思想社
縦190mm
248ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 1989年6月
- 登録日
- 2016年5月21日
- 最終更新日
- 2016年5月21日
紹介
制度としての非行を撃つ!マスコミがふりまく定形イメージにあわせて、いかにも型どおりの「非行少年」を演じる子どもたち。彼らは、そういう「非行物語」のなかでしか「自分」の存在を確認できないのであろうか…。
目次
1 非行の解読(非行データの解読
非行のレッテル・秀才のレッテル
"不満"のアノミーと"不安"のアノミー
コミュニケーションの病い)
2 非行の理論(非行とは何か
中間考察-ある少女の自殺をめぐる裁判
逸脱行動としての非行
遊びと非行)
3 非行をめぐるオンリー・イエスタディ(非行「仲間集団」論
時評(エッセー)
鎮める制度の貧困-煽る文化の末路)
4 非行=演技論に向けて(未練と演技
補説と書評
犯罪=ドラマ論を目指して
制度としての身体と感情)
上記内容は本書刊行時のものです。