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短くも二人で結びきた道
オレがくれたもの
発行:青娥書房
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ11mm
重さ 168g
128ページ
定価
1,200円+税
- 初版年月日
- 2019年8月
- 書店発売日
- 2019年8月30日
- 登録日
- 2019年7月29日
- 最終更新日
- 2019年7月31日
紹介
子育てもとっくに済んだ後の再婚同士の、短くも本当に充実した、またかけがいのない日々を描くドキュメント。
ある日、夫の良二は膵臓がんと診断され、その日から4年5ヶ月の闘病生活の後、天に翔け抜けていった。その夫の生きた証を、確かにここにいたのだということを残したい一心で描き残された二人史でもある。
そこには、夫・良二からもらった、たくさんの幸せと勇気に感謝の心が溢れている。そして、また夫からもらった、また歩き出す力に感謝がこめられている。
著者は書く。「二つのプレゼントを貰った。一つは、何の混じりけもない、ただひたすら楽しかった時間だ。そしてもう一つは、もう一度、人を信じてみようという気持ちを持たせてくれたことだった。これからの人生を歩いていくときの私の宝物だ」と。
人が生きるということの、その美しさ、その愛おしさを何度も思い起こさせる物語である。
目次
プロローグ がん告知/楽しかった時間/闘い/転院/穏やかな時間/最期の時間/「オレ」と私/「オレ」からの手紙/エピローグ 最後に あとがきにかえて
上記内容は本書刊行時のものです。