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我らが願いは戦争
発行:新泉社
四六判
縦194mm
横133mm
厚さ30mm
重さ 500g
496ページ
定価
2,500円+税
- 初版年月日
- 2021年8月
- 書店発売日
- 2021年8月17日
- 登録日
- 2021年7月17日
- 最終更新日
- 2021年8月3日
書評掲載情報
2021-10-23 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 中沢けい(作家) |
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紹介
「北朝鮮の現政権が勝手に崩壊し、統一過渡政府が樹立する──。」
韓国で理想的に語られる筋書きが現実化した後の朝鮮半島を描いた近未来ディストピア小説。
北の社会の実情をリアルに描き、読者を一気に引き込む話題作。映画化も決定!
《我らが願いは…………統一》
北朝鮮の現政権が勝手に崩壊するという、韓国にとって理想的なシナリオが現実のものとなった朝鮮半島。しかしそこには、いまだ統一国家が成立してはいなかった。
一般人の南北間の往来は禁じられ、朝鮮半島北部は無能な「統一過渡政府」のもと、貧困と暴力が蔓延し、麻薬組織が暗躍する無法地帯となり果てていた。
つい何年か前まで、最も理想的と謳われていたシナリオ。それがいざ現実のものとなるや、餓鬼と修羅の跋扈する畜生道への扉が開かれたのだ。
上記内容は本書刊行時のものです。