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筑紫政権からヤマト政権へ 豊前石塚山古墳 改訂版
発行:新泉社
A5判
96ページ
定価
1,500円+税
- 初版年月日
- 2020年9月15日
- 書店発売日
- 2020年9月11日
- 登録日
- 2020年8月22日
- 最終更新日
- 2020年8月27日
紹介
北部九州で最古・最大の前方後円墳、豊前石塚山古墳。出土した三角縁神獣鏡の完形品を1ページ大のカラー写真で収載し、筑紫政権からヤマト政権へと組み込まれ、大陸へのルートを確保する役割を担った被葬者の姿を解き明かす。改訂版では、北部九州の古墳時代の変遷を詳しく解説。
目次
第1章 豊前の初期前方後円墳
1 周防灘を望む地
2 畿内文化の特徴をもった古墳
第2章 石塚山古墳を掘る
1 歴史に翻弄された古墳
2 竪穴式石槨の発掘
3 墳丘の発掘
4 墳丘と主体部の復元
第3章 出土鏡をさぐる
1 出土鏡の型式と編年
2 配布と同笵鏡の分有
3 その他の副葬品
第4章 前方後円墳の意味するもの
1 最古の前方後円墳の特徴
2 前方後円墳創出の背景
3 葬送儀礼の確立
4 副葬された威信財
5 前方後円墳の伝播と政治性
第5章 筑紫政権からヤマト政権へ
1 筑紫連合政権の盛衰
2 ヤマト政権の台頭
3 豊前地方の首長墓群
4 九州の盟主としての石塚山古墳
5 初期国家形成の時代
上記内容は本書刊行時のものです。