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博多周縁の中世山林寺院 首羅山遺跡 江上 智恵(著/文) - 新泉社
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博多周縁の中世山林寺院 首羅山遺跡 (ハカタシュウエンノチュウセイサンリンジイン シュラサンイセキ)

歴史・地理
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発行:新泉社
A5判
96ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-7877-2039-9   COPY
ISBN 13
9784787720399   COPY
ISBN 10h
4-7877-2039-2   COPY
ISBN 10
4787720392   COPY
出版者記号
7877   COPY
Cコード
C1021  
1:教養 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年4月15日
書店発売日
登録日
2021年3月18日
最終更新日
2021年3月24日
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紹介

貿易都市博多周縁の久山町の山中から、貿易陶磁器の優品や大陸系石造物、庭園状遺構がみつかり、平安時代末から鎌倉時代の大陸系山林寺院であることがわかった。里山になぜこうした寺院があったのか。博多とつながる活動とその役割を探究する。

目次

第1章 まぼろしの山林寺院
1 首羅山遺跡とは
2 地元の声からはじまった調査
3 山中に広がる坊跡

第2章 平安時代の首羅山
1 寺院のはじまり
2 経塚の造営
3 石鍋製作跡の謎をとく
4 貿易陶磁器の優品と梵字瓦

第3章 鎌倉時代の首羅山
1 薩摩塔と宋風獅子
2 中心となる堂宇
3 庭園状遺構の謎
4 板碑と墓地群
5 博多と首羅山
6 福岡平野周縁の山寺

第4章 首羅山の衰退とその後
1 衰退の要因
2 近世の首羅山
3 山麓に残る首羅山の痕跡

第5章 地域とともに─保存と活用
1 「わたしたちの首羅山遺跡」
2 「地域」と文化財
3 首羅山遺跡とまちづくり

著者プロフィール

江上 智恵  (エガミ トモエ)  (著/文

1966年、福岡県生まれ。
日本大学文理学部卒業。
葛飾区教育委員会学芸員を経て、現在、久山町教育委員会教育課課長。
主な著作 『ふくおか歴史の山歩き』(海鳥社)、『福岡県歴史散歩』(共著・海鳥社)、『8500人のまちづくり』(共著・海鳥社)、「首羅山遺跡出土の青白磁刻花文深鉢」(『貿易陶磁研究』№30)

上記内容は本書刊行時のものです。