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博多周縁の中世山林寺院 首羅山遺跡
発行:新泉社
A5判
96ページ
定価
1,600円+税
- 初版年月日
- 2021年4月15日
- 書店発売日
- 2021年4月8日
- 登録日
- 2021年3月18日
- 最終更新日
- 2021年3月24日
紹介
貿易都市博多周縁の久山町の山中から、貿易陶磁器の優品や大陸系石造物、庭園状遺構がみつかり、平安時代末から鎌倉時代の大陸系山林寺院であることがわかった。里山になぜこうした寺院があったのか。博多とつながる活動とその役割を探究する。
目次
第1章 まぼろしの山林寺院
1 首羅山遺跡とは
2 地元の声からはじまった調査
3 山中に広がる坊跡
第2章 平安時代の首羅山
1 寺院のはじまり
2 経塚の造営
3 石鍋製作跡の謎をとく
4 貿易陶磁器の優品と梵字瓦
第3章 鎌倉時代の首羅山
1 薩摩塔と宋風獅子
2 中心となる堂宇
3 庭園状遺構の謎
4 板碑と墓地群
5 博多と首羅山
6 福岡平野周縁の山寺
第4章 首羅山の衰退とその後
1 衰退の要因
2 近世の首羅山
3 山麓に残る首羅山の痕跡
第5章 地域とともに─保存と活用
1 「わたしたちの首羅山遺跡」
2 「地域」と文化財
3 首羅山遺跡とまちづくり
上記内容は本書刊行時のものです。