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千ベロの聖地「立石」物語
もつ焼きと下町ハイボール
- 初版年月日
- 2021年3月20日
- 書店発売日
- 2021年3月9日
- 登録日
- 2021年1月5日
- 最終更新日
- 2021年2月13日
書評掲載情報
2021-10-16 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
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紹介
千円札一枚で酔える=「千ベロ」で有名な京成押上線立石駅前、仲見世の飲み屋街
「宇ち多」「みつわ」「江戸っ子」の魅力はどこにあるのか?
東京下町の飲みスタイル(流儀)とはどんなものか?
なぜ立石は千ベロの聖地になったのか?
京成線沿線の歴史と文化を掘り起こしつづける著者が熱く語る。
目次
1 思い出の中のもつ焼き屋さん
立石・青戸界隈で飲むと
幼い頃からもつ焼きに親しんできた
暖簾をくぐることを覚えたのは
飲み屋に行って帰ってこない父を
発掘の後はいつも
2 下町ハイボールともつ料理
働く人々にとってウイスキーは
味の決め手となるのは
もつ料理の「もつ」は豚もつ
なぜ隅田川以東の「もつ焼き」は
「焼き」「煮込み」「刺し」の三つ
味付けは「シオ」と「タレ」
「煮込み」は味噌ベース
串刺しバラ盛りの二通り
下町ハイボールの味のバリエーション
3 立石のもつ焼き屋さん細見
もつ焼き屋さんを記録する
宇ち多
みつわ
江戸っ子
鳥房(唐揚げ店)
店が醸しだす情緒
もつ焼き屋さんの特徴をつかむ
レトロとハイカラ
店によって流儀
4 立石仲見世物語
戦後復興とカスリーン台風
立石仲見世の誕生へ
高度経済成長期を経て
立石仲見世のエリア
千ベロの聖地「立石」の誕生
「立石仲見世商店街」の変遷
「小浅草」から「千ベロの聖地」へ
5 京成押上線と千ベロの聖地誕生
立石は京成押上線の駅のまち
震災復興と荒川放水路の完成
戦後復興と京成線
京成曳舟駅
八広駅
四ツ木駅
青砥駅
京成立石駅
6 立石の地霊
地名の起こりとなった「立石様」
祟る神様として
立石様の正体とは
奪い奪われる葛西城
交通の要衝を構成する「場」
河川を忘れた立石
付章 立石にあった「つたや京染店」
「つたや京染店」のルーツ
父と祖父の故郷を訪ねる
目黒から葛飾立石へ
上記内容は本書刊行時のものです。