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怪異を歩く 一柳 廣孝(監修) - 青弓社
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怪異を歩く (カイイヲアルク)

文芸
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発行:青弓社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ18mm
重さ 269g
256ページ
並製
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-7872-9238-4   COPY
ISBN 13
9784787292384   COPY
ISBN 10h
4-7872-9238-2   COPY
ISBN 10
4787292382   COPY
出版者記号
7872   COPY
Cコード
C0395  
0:一般 3:全集・双書 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2016年9月
書店発売日
登録日
2016年8月19日
最終更新日
2020年6月15日
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紹介

土地と移動にまつわる怪異を、私たちはどう受け止めてきたのか――評論家・東雅夫へのインタビューを筆頭に、怪談、『鬼太郎』、妖怪採集、イタコ、名古屋のオカルト、心霊スポット、タクシー幽霊などの怪異を掘り起こし、恐怖と快楽の間を縦横に歩き尽くす。

目次

はじめに 一柳廣孝

第1章 怪異を旅する:東雅夫インタビュー 聞き手:今井秀和/大道晴香

第1部 往く人、来る人

第2章 旅を棲家に、夢は枯野を……――江戸の客死と怪談 今井秀和
 1 異国人の幽霊
 2 旅先で死ぬということ
 3 幽霊ニ足ノ有ルコト
 4 唐に死す、大宰府に死す
 5 江戸の旅人と客死
 6 異郷と故郷と道中と
 7 客死の妖怪「ヒダル神」
 8 道中という〈非・日常〉

第3章 地方を旅する鬼太郎――怪異が生じる場所を求めて 清水 潤
 1 調布で生まれ育った鬼太郎
 2 地方へと旅立つ鬼太郎
 3 紅衛兵に追われた妖怪たち

第4章 「妖怪採集」のすすめ――日常を拡張するまなざしの獲得に向けて 市川寛也
 1 書を携えてまちに出る――あずき洗い橋を求めて
 2 歩く人のまなざし――テキストからの解放
 3 路上の発見者――妖怪の考現学
 4 まちで見つけた妖怪たち――隅田川妖怪絵巻の活動を通して
 5 聞き手から語り手へ――泪橋のことだま返し

第2部 異郷と故郷

第5章 蔵の中の近代――『会津怪談集』と妖怪博士 伊藤龍平
 1 『会津怪談集』について
 2 対比される近世と近代
 3 安部佐市という個性
 4 妖怪博士・井上円了との対峙

第6章 土地の神が〈怪異〉になるとき――泉鏡花「山海評判記」から 富永真樹
 1 「山海評判記」の〈怪異〉と白山信仰
 2 柳田国男の「学問」
 3 土地の神が結ばれるとき

第7章 岡本太郎とイタコ――「神秘」というまなざし 大道晴香
 1 《イタコ》ブームと岡本太郎
 2 「神秘」というまなざし
 3 「神秘の世界」としての東北

第3部 ここではない場所

第8章 尾張名古屋、魔の往く道――都市空間のなかのオカルト街道 小松史生子
 1 名古屋城下の妖怪屋敷
 2 名古屋城脱出ルートとオカルト街道の出現
 3 魔が駆け抜ける道――都市伝説と交通

第9章 よみがえれ、心霊スポット 広坂朋信
 1 人はなぜ心霊スポットに行くのか
 2 江戸時代の心霊スポット探訪記
 3 心霊スポットとはどんな場所なのか
 4 心霊スポットの危機

第10章 幽霊はタクシーに乗る――青山墓地の怪談を中心に 一柳廣孝
 1 幽霊が乗るもの――馬から自動車へ
 2 青山墓地という場所
 3 幽霊はタクシーに乗る

おわりに 今井秀和/大道晴香

版元から一言

心霊スポットやタクシーの幽霊など、怪異が現れる場所や空間、それらと移動することとの関係性を明らかにする。人が空間を移動する、土地から土地へと旅する、その際に立ち現れる怪異を私たちはどう受け止めてきたのか。また、近代の都市化とともに強く意識されるようになった故郷や地方に深く関わる怪異とは何か。

評論家・東雅夫へのインタビューを筆頭に、怪談、『鬼太郎』、妖怪採集、イタコ、名古屋のオカルト、心霊スポット、幽霊タクシーなどの怪異を掘り起こし、恐怖と快楽の間を縦横に歩き尽くすシリーズ第1巻。

シリーズ概要
幽霊、妖怪、心霊現象……時代や場所を超えて人々を惑わし、恐怖を与え、崇められ、ときには消費・快楽の対象にもなる「現実にはありえない現象」を「怪異」と定めて、怪異から時代や地域特有の文化的感性を照らし出すシリーズ全3巻。

造本:四六判・並製・230ページ・図版30点前後
定価:2000円+税
刊行予定:
第1巻『怪異を歩く』=2016年9月
第2巻『怪異を魅せる』=2016年10月
第3巻『怪異とは誰か』=2016年11月

著者プロフィール

一柳 廣孝  (イチヤナギ ヒロタカ)  (監修

和歌山県生まれ。横浜国立大学教育人間科学部教授。専攻は日本近代文学、日本近代文化史。著書に『〈こっくりさん〉と〈千里眼〉』(講談社)、『催眠術の日本近代』(青弓社)、『無意識という物語』(名古屋大学出版会)、編著に『オカルトの帝国』『「学校の怪談」はささやく』『心霊写真は語る』、共編著に『ライトノベル研究序説』『ライトノベル・スタディーズ』(いずれも青弓社)など。

今井 秀和  (イマイ ヒデカズ)  (編著

東京都生まれ。国際日本文化研究センター機関研究員。専攻は日本近世文学、民俗学、比較文化論。共著に『妖怪・憑依・擬人化の文化史』(笠間書院)、『皿屋敷』(白澤社)、『闇のファンタジー』(青弓社)など。

大道 晴香  (オオミチ ハルカ)  (編著

青森県生まれ。國學院大學大学院特別研究員。専門は宗教学。論文に「霊場恐山の近代化」(「文化/批評」第7号)、「大衆文化としての〈イタコ〉」(「宗教研究」第376号)など。

上記内容は本書刊行時のものです。