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X線と映画 リサ・カートライト(著) - 青弓社
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9784787274434

X線と映画 医療映画の視覚文化史
原書: Screening the Body: Tracing Medicine's Visual Culture

社会一般
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発行:青弓社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ24mm
重さ 491g
308ページ
上製
定価 4,200円+税
ISBN
978-4-7872-7443-4   COPY
ISBN 13
9784787274434   COPY
ISBN 10h
4-7872-7443-0   COPY
ISBN 10
4787274430   COPY
出版者記号
7872   COPY
Cコード
C1374  
1:教養 3:全集・双書 74:演劇・映画
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年12月24日
書店発売日
登録日
2021年11月22日
最終更新日
2022年4月30日
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書評掲載情報

2022-02-05 朝日新聞  朝刊
評者: 生井英考(立教大学アメリカ研究所所員)
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紹介

19世紀末から20世紀初頭にかけて、医学は「生命」をモニタリングするために、何を、どのように記録しようと試みたのか。顕微鏡やX線といった映像化技術を駆使して生命を把持し統制しようと格闘した歴史を、多様な事例と豊富な図版から明らかにする。

目次

謝辞

序 章

第1章 科学と映画
 1 科学的な映画装置
 2 映画前史における「可視的なものへの熱狂」

第2章 「破壊実験」――生理学における映画的刻印
 1 体内生理学の図表化――十九世紀末における映画を使用した運動研究
 2 ベルナールの「破壊実験」
 3 図表システムとしての写真術
 4 クロノフォトグラフとレンズの拒絶
 5 生理学における映画的装置

第3章 神経学的まなざしの病因学
 1 神経学における経験主義と視覚性
 2 てんかんを記録したバイオグラフ映画
 3 『神経学映画大全』

第4章 身体のミクロ物理学――顕微鏡と映画
 1 顕微鏡装置
 2 顕微鏡的まなざしの手には負えない対象
 3 顕微鏡映画のイメージ――平面性の美学
 4 映画を自然に移植する
 5 子宮としての傷
 6 まとめ

第5章 分解される身体――X線と映画
 1 病理学的光線を飼いならす(起源の物語の解体)
 2 X線の殉教者たち
 3 フェティッシュが生命を得るとき――X線映画
 4 生理学的モダニズム――X線映画における生命のスペクタクル

第6章 女性とX線写真術という公的文化
 1 医学の公的まなざし――結核公衆衛生映画における女性たち
 2 大衆へアピールする放射線――健康的まなざし
 3 視覚文化としてのマンモグラフィー
 4 超音波――試験対象としての乳房
 5 まとめ

監訳者解題 長谷正人

訳者あとがき 望月由紀

索引


【お詫びと訂正】
本書に以下の誤りがありました。

23ページ、4行目:
【誤】兄ルイ
【正】弟ルイ

276ページ、12行目:
【誤】弟オーギュスト
【正】兄オーギュスト

読者のみなさまにご迷惑をおかけしたことを、心からお詫びします。

訳者一同/青弓社編集部 2022年2月24日

版元から一言

19世紀末から20世紀初頭にかけて、生理学や神経学、病理学などの生命科学は、キモグラフやミオグラフなどの装置を使って「生命」を視覚化しようとしてきた。では、医学は「生命」をモニタリングするために、何を、どのように記録しようと試みたのか。医学を支えたそれら視覚技術は、映画などの映像文化とどのように結び付いていったのか。

ゾウに6,000ボルトの電流を流す瞬間やイヌの拍動する心臓を記録する映画、てんかん発作のような不随意的な身体の動きを追う映像、ウサギの血液循環を顕微鏡で撮影した科学映画、そして、未知の光線で骸骨にされた人体内に再び生命活動を捉えようとするX線映画――。

映像技術によって「生命」を明視しようとする科学的観察の欲望を、多様な事例と豊富な図版から明らかにする。それら医学の欲望が「生命」を把持し統制しようと格闘した歴史をたどり、現代のCTやMRIなどの画像技術へつながる医学的な映像実践と映画との関係を検証する映画研究・視覚文化論の成果。

著者プロフィール

リサ・カートライト  (リサ カートライト)  (

カリフォルニア大学サンディエゴ校視覚芸術学科教授。専攻は視覚文化論、フェミニズム科学技術論。著書にMoral Spectatorship: Technologies of Voice and Affect in Postwar Representations of the Child(Duke University Press)、共著にPractices of Looking: An Introduction to Visual Culture(Oxford University Press)、共編著にThe Visible Woman: Imaging Technologies, Gender, and Science(New York University Press)など。

長谷 正人  (ハセ マサト)  (監訳

早稲田大学文学学術院教授。専攻は映像文化論、コミュニケーション論、文化社会学。著書に『ヴァナキュラー・モダニズムとしての映像文化』(東京大学出版会)、『映画というテクノロジー経験』(青弓社)、『映像という神秘と快楽』(以文社)、『悪循環の現象学』(ハーベスト社)、編著に『映像文化の社会学』(有斐閣)、共編著に『文化社会学入門』(ミネルヴァ書房)、編訳書にトム・ガニング『映像が動き出すとき』(みすず書房)など。

望月 由紀  (モチヅキ ユキ)  (

東都大学幕張ヒューマンケア学部准教授。専攻は近代英哲学、倫理学、文化看護学。共著に『現代社会思想の海図』(法律文化社)、『「倫理」における「主体」の問題』(御茶の水書房)、論文に「文化的観点から看護研究を行うこと」(「文化看護学会誌」第8巻第1号)など。

上記内容は本書刊行時のものです。