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木村拓哉という生き方 太田 省一(著) - 青弓社
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木村拓哉という生き方 (キムラタクヤトイウイキカタ)

芸能・タレント
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発行:青弓社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ16mm
重さ 254g
216ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-7872-7406-9   COPY
ISBN 13
9784787274069   COPY
ISBN 10h
4-7872-7406-6   COPY
ISBN 10
4787274066   COPY
出版者記号
7872   COPY
Cコード
C0073  
0:一般 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2017年9月
書店発売日
登録日
2017年8月4日
最終更新日
2020年6月15日
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紹介

アイドル、俳優、アーティスト……時代のトップランナーとして輝き続ける木村拓哉の魅力の源泉はどこにあるのか。出演ドラマや映画、バラエティ番組、ラジオ、歌、ライブパフォーマンスを多角的に読み込み、彼が表現し体現してきたスター像を照らし出す。

目次

はじめに

第1章 木村拓哉と『ハウルの動く城』

第二の名前
スターとアイドル
「星に当たってしまった少年」
アニメ少年・木村拓哉の冒険
恋愛、戦争、そして家族
再建された城

第2章 木村拓哉と『さんタク』

ドラマからバラエティへ
録画再生能力
現場の人・木村拓哉
下ネタの意味
色気のありか
偶然の一致

第3章 木村拓哉と『武士の一分』

「志」とは武士の心である
「必死すなわち生くるなり」
最初の時代劇
「武士」の生きにくさ
「弱さ」の意味
「精神力」の人

第4章 木村拓哉と『ロングバケーション』

社会現象になった二つのドラマ
「月9」のコンセプト
「好き」と言わないラブストーリー――「等身大」であること
困惑顔の魅力
“ポストバブルドラマ”としての『ロンバケ』
「僕のピアノを弾いてみたい」

第5章 木村拓哉と「らいおんハート」

「いままでどおりの自分」
アイドルと結婚
血をめぐる悲劇
どのようにして人は“真の家族”になるのか
もう一つの「ホーム」をめぐる物語
「子ども」という存在

第6章 木村拓哉と『HERO』

「やりぃ」
“職業ドラマ”が表すもの
二十二分間のメッセージ
松たか子というパートナー
役と本人


第7章 木村拓哉と『ギフト』

疾走するドラマ
『ギフト』の受難
人は生き直せる
童話らしくない童話
「想いの素粒子」
木村拓哉という“ギフト”

第8章 木村拓哉と『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』

キャプテン・木村拓哉
サドとマゾ
一九九〇年代の新しいスター
避けては通れないこと
「素」の多面体
「有名」ではなく「知名」

第9章 木村拓哉と「One Chance!」

「配達人」と「受取人」
選ばれたソロ曲
電話口でのギター
コラボの現場
「熱さ」の理由(ルビ:わけ)
「感じ方が似てると思うのは、音楽をやってる人間なんだ」
あの旗のもとへ

第10章 木村拓哉と『若者のすべて』

光と影
病室と工場
「まだ、いけるっしょ」――ラストシーンの意味
木村拓哉の一九九〇年代
その後の若者たち――「子ども」でいる権利
『無限の住人』が示した答え


参考資料一覧

おわりに

版元から一言

アイドル、俳優、アーティスト……時代のトップランナーとして輝き続ける木村拓哉。男性アイドル、そしてスターの新たなスタンダードを作り出し、さらにそれを刷新し続けて、日本の芸能史でも異彩を放っている。

SMAPが解散して新たな歩みを始めたが、彼の魅力の源泉はどこにあるのか。出演ドラマや映画、バラエティ番組、ラジオ、歌、ライブパフォーマンスを多角的に読み込み、彼が表現し体現してきたスター像を照らし出す。

そして、1990年代から現代にいたる揺れ動く日本社会のなかで、新たなスターを求める私たちの心性をも浮き彫りにして、「木村拓哉とその時代」を描き出す。

著者プロフィール

太田 省一  (オオタ ショウイチ)  (

1960年生まれ。社会学者・文筆家。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。専攻は社会学、メディア論、テレビ論。著書に『中居正広という生き方』『社会は笑う・増補版』(ともに青弓社)、『SMAPと平成ニッポン』(光文社)、『ジャニーズの正体』(双葉社)、『芸人最強社会ニッポン』(朝日新聞出版)、『紅白歌合戦と日本人』『アイドル進化論』(ともに筑摩書房)など。

上記内容は本書刊行時のものです。