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日本ヒスイの本 北出 幸男(著) - 青弓社
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9784787273871

日本ヒスイの本 最高のパワーストーン

芸術
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発行:青弓社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ15mm
重さ 298g
256ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-7872-7387-1   COPY
ISBN 13
9784787273871   COPY
ISBN 10h
4-7872-7387-6   COPY
ISBN 10
4787273876   COPY
出版者記号
7872   COPY
Cコード
C0076  
0:一般 0:単行本 76:諸芸・娯楽
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2016年6月
書店発売日
登録日
2016年2月18日
最終更新日
2022年7月22日
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重版情報

2刷 出来予定日: 2022-06-30
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刊行から6年がたっていますが、根強くご愛読いただき、満を持して増刷しました! 「ヒスイ文化の本場は中国」。そんな認識を覆し、実は独自の文化圏を形成していた日本の古代ヒスイ文明の歴史をひもとく、ほかにはあまりないヒスイ研究本です。ぜひごらんください。

紹介

縄文・弥生から古墳時代にかけて日本列島には世界でもまれなヒスイ文明が栄えていた。それから1,500年たって現代によみがえった日本ヒスイ(糸魚川翡翠)は、最高のパワーストーンとして、私たちに元気な毎日と勇気を与えてくれる。カラー写真も多数所収。

目次

第1部 日本列島に秘められたヒスイ文明の不思議

はじめに――日本ヒスイは縄文時代以降五千年の歴史を誇る

第1章 日本ヒスイは最高のお守り――これがあれば心も身体もまるごと癒される
 1 勾玉に宿る祖霊のパワーが持ち主を助ける
 2 日本翡翠情報センター好みの正しい勾玉の選び方
 3 これなら勾玉が苦手な人も好きになれる新作勾玉
 4 ヒスイ大珠はパワーを汲み出す井戸
 5 呪術への理解がないと古代は見えてこない
 6 ヒスイ石笛の強力な音の浄化力
 7 日本ヒスイ・ブレスレットは幸運を結びつける

第2章 日本列島ヒスイ文明の謎――秘められた縄文ヒスイには祖霊への愛が充満していた
 1 日本列島を謎のヒスイ文明が覆っていたことの不思議
 2 ヒスイ製大珠の出土は意外なほど少ない
 3 天然石ピアスと磨製石斧からヒスイ大珠への飛躍
 4 縄文時代のあまりの長さに息もたえだえ
 5 縄文時代の人口は現在の杉並区の半分程度
 6 先祖は石棒に万物を育むパワーを見ていた
 7 縄文の先祖は女神殺しの儀式をおこなっていた
 8 洞窟の女神は殺されて地母神として再生した
9 意識がブッとんでしまうほどに激しく

第3章 日本神話と勾玉のパワー効果――アマテラスは全身に勾玉を着けて霊的武装した
 1 弥生時代は水田稲作と青銅器祭祀で始まる
 2 弥生の日本ヒスイ勾玉は管玉とセットだった
 3 『魏誌倭人伝』に記録された日本ヒスイの勾玉
 4 弥生・古墳時代と勾玉のアウトライン
 5 『古事記』と『日本書紀』と二つの歴史書がある不思議
 6 アマテラスは勾玉パワーを頼みにスサノオに立ち向かう
 7 八尺瓊勾玉と五百津之御統珠
 8 アマテラスとスサノオのウケヒは呪術合戦だった
 9 ウケヒから生まれた五柱の男神と三柱の女神
 10 アマテラスの岩戸隠れと鏡・勾玉の役割
 11 祭祀用勾玉はフトミテグラ(太御幣)につけられた
 12 フトミテグラは天皇にも捧げられた
 13 豪族たちは勾玉を差しだして降伏した
 14 三種神器の実物を見た者はいない
 15 アマテラスの誕生にも大きな謎がある
 16 草薙剣はエクスカリバーをしのぐほどすごい
 17 八尺瓊勾玉は歴代天皇も触れたことがない

第4章 大国主と奴奈川姫の恋物語――オオクニヌシは勾玉貿易によって財をなした
 1 日本神話における天上界から地上界への移行
 2 オオクニヌシと大黒さまは同じ神様
 3 オオクニヌシとヌナカワヒメの求婚譚
 4 糸魚川地方のヌナカワヒメ伝説
 5 出雲大社所蔵のヒスイ勾玉の謎
 6 荒神谷遺跡・加茂岩倉遺跡とヤチホコ

第5章 大王たちが愛したヒスイ勾玉――大きなヒスイ勾玉は死後も王たちの生命力を強化した
 1 大和王朝は巨大古墳築造とともに始まる
 2 突然の超巨大墳墓出現にただ仰天する
 3 列島に古墳築造熱が蔓延する
 4 巨大墳墓築造で王たちは男を上げた
 5 朝鮮半島の覇権を望んだ倭国の王たち
 6 波瀾万丈だった古墳時代の東アジア
 7 雄略から継体へ、強力天皇が王朝を導く
 8 ヒスイ・水晶・碧玉製の膨大な量の勾玉
 9 多種多様な天然石製品が墳墓に副葬された
 10 政府直営玉作り大規模工場の出現
 11 日本ヒスイ勾玉は交易品として輸出された

第6章 列島の中国化で勾玉衰退――日本ヒスイ勾玉の衰退は継体天皇の時代に始まる
 1 古墳時代の文明開化で勾玉は落ち目になる
 2 継体天皇と東アジア・グローバリズムの嵐
 3 古墳時代の意識革命が勾玉文化への打撃になった
 4 仏教伝来で死後の世界は豪華絢爛な天国に変わった
 5 古代最後のヒスイ勾玉は寺院の心礎に埋納された
 6 『万葉集』には勾玉を歌った歌がない
 7 ヌナカワの底なる玉に不老不死を願う
 8 出雲神賀詞奏上が勾玉文化最後の輝きだった
 9 『万葉集』の竹玉は碧玉製管玉の進化系?

第7章 家父長制崩壊と勾玉の復活――女の呪力が回復する現代に勾玉もまた復活した
 1 人類は呪術を学んで賢くなった
 2 呪術の発生と発展八つのステップ
 3 勾玉文化の背景にはヒメヒコ制があった
 4 ヒメたちを招聘することで朝廷の列島支配が進む
 5 古代から千五百年後に勾玉が復活したことの不思議
 6 勾玉文化は現代によみがえりたがった

第2部 日本ヒスイの博物誌

第1章 ヒスイ誕生五億年の地球史――日本ヒスイは南洋の陸塊の地底でできた
 1 ヒスイ海岸でのヒスイ・ハンティング
 2 日本ヒスイ誕生をめぐる五億年の地球史
 3 南半球から極東へヒスイ原石の移動
 4 ヒスイを生む付加体という特殊な地層
 5 ヒスイは地底から上昇してくる
 6 隕石から発見されたヒスイ輝石

第2章 百個百様の日本ヒスイ――日本ヒスイは一個ずつ色味が異なる
 1 ヒスイ原石は百個百様の色合い
 2 ヒスイの緑色はオンファサイトのせい
 3 コスモクロアはヒスイ海岸でも発見できる
 4 姫川ではアルビタイトとロディンジャイトに注意する
 5 ヒスイより貴重なヒスイ類似石もある
 6 フォルスネームなヒスイたち
 7 硬玉ヒスイと軟玉ヒスイの名称にとまどう
 8 中華八千年の玉文化
 9 ビルマヒスイと日本ヒスイ

おわりに――窓辺にヒスイ原石を飾るといいことばかり起きる

版元から一言

ヒスイの本場は中国と思われがち。しかし、縄文時代から弥生・古墳時代にかけて日本列島にも独自のヒスイ文明が栄えていた。ヒスイは神聖な呪具として、あるいは権威の象徴として重宝されていて、一部は朝鮮半島に輸出された。日本列島でのヒスイ原産地が再発見され、遺跡から出土するヒスイが国産だったことが明らかになったのは近年のことで、原産地の新潟県糸魚川市の姫川や付近の海岸は、近年のパワーストーンブームのなかでヒスイ採集のメッカになっている。
一般にヒスイは緑色半透明な宝石と思われているが、基本色は白で、異種鉱物が混じることで緑・青・黒・藤色などに発色する。本書では古代ヒスイ文明消滅の謎に迫り、あわせてヒスイの鉱物学をひもとき、現代のヒスイ海岸でヒスイ原石を探すコツも教える。
これまでのヒスイの常識をくつがえし、日本の古代史を輝かしい宝石文明の視点から見直す、この一冊で日本ヒスイのすべてがわかる事典!

著者プロフィール

北出 幸男  (キタデ ユキオ)  (

日本翡翠情報センター代表、水晶製品・天然石製品・鉱物原石の専門店ザ・ストーンズ・バザール代表。著書に『宮沢賢治と天然石』『癒しの宝石たち』『宝石の力』(いずれも青弓社)など多数。ウェブサイトは「翡翠情報センター」または「ストーンズ・バザール」で検索。

上記内容は本書刊行時のものです。