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まるごと尺八の本 葛山 幻海(著) - 青弓社
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まるごと尺八の本

発行:青弓社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ18mm
重さ 285g
276ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-7872-7360-4
Cコード
C0073
一般 単行本 音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2014年9月
書店発売日
登録日
2014年8月21日
最終更新日
2018年12月3日
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重版情報

3刷 出来予定日: 2019-04-18
2刷 出来予定日: 2016-02-02
着実に売れ続けて3刷出来です。尺八の基礎知識から購入法、管理の仕方、演奏上達法、歴史、各流派の楽譜の読み方なども紹介する入門書です。

紹介

邦楽だけではなく民謡、オーケストラ、ジャズ、ポップスなど様々なジャンルで演奏され、世界中で楽しまれる尺八の基礎知識から購入法、管理の仕方、演奏上達法、歴史、さらには都山流や琴古流など各流派の楽譜の読み方や音名なども紹介する。図版を多数所収。

目次

序文――尺八のことを知るための案内書

第1章 尺八とは何か
 1 尺八とは何か
 2 尺八の名前の由来
 3 歌口や管尻など各部の名称
   余談 尺八の呪術的要素
 4 現代尺八(地塗り尺八)と普化尺八(地無し尺八)、その違い
 5 いろいろな尺八
   コラム なぜ、竹の根っこなのか
 6 本曲と外曲

第2章 尺八の手に入れ方、選び方
 1 尺八を手に入れるには
 2 楽器店で購入する
 3 専門の工房で購入する
   余談 製管師のいまむかし
 4 イベントや行商などで手に入れる
   余談 偽虚無僧ならぬ偽製管師に気をつけろ
 5 先生・師匠から購入する
 6 オークションや蚤の市で探し出す
 7 いきなり高い楽器はちょっと……という場合
   余談 いろいろな変わり種尺八

第3章 尺八の選び方と管理の仕方
 1 いい楽器/悪い楽器の見極めは?――地塗り尺八
 2 いい楽器/悪い楽器の見極めは?――地無し尺八
 3 姿形のあれこれ
 4 尺八製管の工程

第4章 尺八の管理の仕方
 1 尺八管理の注意点
 2 艶出しで一石二鳥
 3 露切りとその使い方
 4 中継ぎの外し方、グリスアップ
 5 保管方法について
   余談 保管時は、中継ぎを外すべきかどうか
 6 やってしまいがちな、アゴ当たりのこと
 7 尺八が壊れてしまった! どうしよう!
 8 修理の実例・症状など
 9 歌口キャップ・尺八ケースなど
 10 長距離移動に便利なダンピットとは何か
   コラム いまは尺八をオークションする時代

第5章 尺八の始め方、習い方
 1 尺八を始めるには
 2 自分が吹きたい曲を考える
 3 先生にも得手・不得手がある
 4 そもそも習う費用はどれくらい?
 5 いい先生・師匠とめぐり合うには
 6 独学できるか
   コラム もっと他の流派のことを知ろう

第6章 効率的な尺八の練習法・上達法
 1 尺八の疲れない持ち方
 2 吹くときの口の形、閉じ方
   余談 「尺八って、難しいんでしょ?」
 3 口の閉じ方
 4 まずは指を塞がずに
 5 メリが苦手ならメリから始めよ
 6 息のコントロール
 7 誰でも腹式呼吸ができる
 8 これさえ練習すればいい練習法
 9 脱力を手に入れる
 10 演奏会でうまく吹くための秘技
 11 ピッチチューナーなど、練習に役立つ道具
 12 さまざまな尺八の特殊奏法・技法
   コラム 尺八の心

第7章 私はこうして尺八に出会った――外国人尺八奏者へのアンケート
   コラム 未知との遭遇?! 人類と宇宙人のファーストコンタクトは尺八?

第8章 尺八の歴史
 1 尺八が日本で初めて演奏された日
 2 唐の国で生まれた古代尺八
 3 聖徳太子、役行者と尺八伝説
 4 『源氏物語』とさくはちの笛
 5 尺八、空白の時代
 6 法燈国師と興国寺
   余談 禅問答、四打の偈の解釈
 7 一休さんの旅のとも
 8 江戸時代と虚無僧
 9 箏・三味線との出会い
 10 断絶の危機と虚無僧のその後
 11 流派の興隆
 12 宮城道雄の出現

第9章 吹く曲も違えば楽譜も違う、流派のいろいろ
 1 都山流
 2 琴古流
 3 竹保流
 4 明暗対山(明暗尺八、京都明暗寺)
 5 虚無僧寺、地方の伝承

第10章 これからの尺八には何が必要か
 1 古典本曲をどう残すか
 2 貴重な楽器をどう残すか
 3 文献や資料・楽譜などをどう残し、活用するか
 4 どうやって尺八人口を増やし、後世につなぐか

参考文献

あとがき

著者プロフィール

葛山 幻海  (カツラヤマ ゲンカイ)  (

1983年、大阪府生まれ。大阪芸術大学音楽学科音楽工学コース卒業。本名は宮前太一。葛山は母方の姓にあたり、先祖には尺八伝来に関わったとされる興国寺の葛山景倫(願性)や一節切の北条幻庵がいる。尺八を湯浅冨士山に学び、志村哲から古典本曲の手解きを受ける。尺八製管は中村銀越に師事し、その地塗りの技法をフィードバックしながら地無し尺八の製作にも生かしている。いい材料だけを使用する昔ながらの製法にこだわり、尺八の修理や古管の研究を通して失われた製管技法を復活させているほか、古典本曲などの参考音源や貴重な古書・楽譜の復刊を通して、尺八普及に尽力している。「尺八修理工房幻海」(http://shakuhachi-genkai.com)。

上記内容は本書刊行時のものです。