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スクールカウンセラーという仕事 内田 利広(著) - 青弓社
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スクールカウンセラーという仕事 (スクールカウンセラートイウシゴト)

教育
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発行:青弓社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ16mm
重さ 245g
248ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-7872-3511-4   COPY
ISBN 13
9784787235114   COPY
ISBN 10h
4-7872-3511-7   COPY
ISBN 10
4787235117   COPY
出版者記号
7872   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年9月27日
書店発売日
登録日
2022年8月16日
最終更新日
2022年9月22日
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重版情報

2刷 出来予定日: 2023-08-02
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不登校の増加やいじめの深刻化などの問題が山積する学校現場で、担う役割がますます大きくなっているスクールカウンセラー。その職業としての歴史のおさらいから学校現場での実践例までをカバーする、志望者のための入門書。ご好評いただき、おかげさまで増刷です。

紹介

不登校の増加やいじめの深刻化などの問題が山積する学校現場で、スクールカウンセラーが担う役割はますます大きくなっている。日々のスケジュール、子どもや保護者へのカウンセリング例、配置状況、雇用形態など、職業としての実情を多面的に解説する入門書。

目次

はじめに 内田利広

第1章 スクールカウンセラーの歴史 内田利広
 1 学校教育とカウンセリング
 2 スクールカウンセラーの始まり
 3 導入後の経過と現状
 コラム カウンセリング/心理アセスメント/コミュニティーとコミュニティー・アプローチ/コンサルテーション/コーディネーター

第2章 スクールカウンセラーになるために 内田利広
 1 スクールカウンセラーの資格
 2 臨床心理士の資格取得について
 3 公認心理師の資格取得について
 4 教育委員会による採用
 5 私立学校のスクールカウンセラーの採用と現状

第3章 スクールカウンセラーの一日・一年の動き 内田純子
 1 スクールカウンセラーの一日
 2 スクールカウンセラーの一年
 コラム スケジュールの管理について/子どもの食の問題/ケース会議/学校での集団守秘義務

第4章 スクールカウンセラーの雇用形態 内田利広
 1 非常勤という働き方
 2 年度契約であること
 3 ワークライフバランスからみたスクールカウンセラー
 4 スクールカウンセラーのキャリア形成

第5章 スクールカウンセラーの仕事の内容 内田純子
 1 スクールカウンセラーの三段階の支援
 2 スクールカウンセラーの職務内容
 コラム プレイセラピー(遊戯療法)/心理テスト/ピアサポート/スクリーニング

第6章 カウンセラーとしての子ども・保護者・教員との出会い 内田利広/内田純子
 1 相談室での出会い
 2 カウンセリング以外での多様な出会い
 3 教員への関わりの具体例

第7章 学校以外の関係機関との関わりを通して 内田利広
 1 教育支援センター(フリースクールを含む)との連携
 2 児童相談所や福祉事務所との連携
 3 病院(クリニック)との連携
 4 児童養護施設との連携
 5 スクールソーシャルワーカーとの連携

第8章 スクールカウンセラーを目指す人への助言と心構え 内田利広
 1 子どもへの関心とまなざし
 2 教員との協働と対話
 3 親・社会人としての保護者に関わる姿勢
 4 研修や講演、広報活動
 5 組織のなかで動ける力
 6 専門家としての意識――スクールカウンセラーの倫理観

第9章 スクールカウンセラーの現状と今後の展望――未来の職業として 内田利広
 1 全校配置に向けて
 2 スクールカウンセラーの養成
 3 スクールカウンセラーの研修と資質向上
 4 スクールカウンセラーの常勤化に向けて
 5 学校の未来像とスクールカウンセラー

おわりに 内田利広

版元から一言

1995年に初めて導入されてから30年近くがたち、「相談室の先生」として広く存在が認知されるようになったスクールカウンセラー。不登校の増加やいじめの深刻化などの問題が山積するなか、学校現場でスクールカウンセラーが担うべき役割はますます大きくなってきている。

本書では、実際にスクールカウンセラーは日々どのようなスケジュールで、どのような仕事をしているのか、スクールカウンセラーになるためにはどんな勉強をしてどの資格を取ればいいのか、相談室にはどんな子どもや保護者が相談にやってくるのか、非常勤職であるスクールカウンセラーの仕事で生計を立てていくことはできるのか、カウンセラーの配置状況や職業としての今後の展望はあるのか、など様々な角度からこの職業の実態を解説する。

実際に大学の臨床心理士・公認心理士養成課程で教えている著者が、臨床心理士と公認心理士の資格の違い、大学院入試のポイント、大学院生活の過ごし方、公立・私立学校それぞれでの採用の仕組み、チーム学校の一員としての働き方などをレクチャーする。職業としての歴史のおさらいから学校現場での実践例までをカバーする、志望者のための入門書。

著者プロフィール

内田 利広  (ウチダ トシヒロ)  (

1964年、鹿児島県生まれ。龍谷大学文学部臨床心理学科教授、京都教育大学名誉教授。専攻は教育臨床心理学、家族心理学、人間性心理学。京都市公立中学校スクールカウンセラー、八幡市教育支援センタースーパーバイザー、京都教育大学教授などを経て現職。著書に『母と娘の心理臨床』(金子書房)、『フォーカシング指向心理療法の基礎』『期待とあきらめの心理』、共著に『スクールカウンセラーの第一歩』(いずれも創元社)など。

内田 純子  (ウチダ ジュンコ)  (

1965年、福岡県生まれ。京都市・京都府スクールカウンセラー、葵橋ファミリー・クリニックカウンセラー。単科精神科病院での臨床心理士としての勤務、大学付属臨床心理相談室や大学学生相談室でのカウンセラーとしての勤務を経て現職。共著に『教育相談の理論と実践』(ふくろう出版)、『スクールカウンセラーの第一歩』(創元社)、論文に「子どもの発達障害を疑う親へのアプローチ」(「心理臨床学研究」第37巻第2号)など。

上記内容は本書刊行時のものです。