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就職と体育会系神話 束原 文郎(著) - 青弓社
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9784787234919

就職と体育会系神話 大学・スポーツ・企業の社会学

社会一般
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発行:青弓社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ20mm
重さ 292g
282ページ
並製
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-7872-3491-9   COPY
ISBN 13
9784787234919   COPY
ISBN 10h
4-7872-3491-9   COPY
ISBN 10
4787234919   COPY
出版者記号
7872   COPY
Cコード
C0036
一般 単行本 社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年7月27日
書店発売日
登録日
2021年6月4日
最終更新日
2021年10月13日
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書評掲載情報

2021-09-12 読売新聞  朝刊
評者: 稲野和利(ふるさと財団理事長)
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重版情報

2刷 出来予定日: 2021-10-19
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「体育会系の学生は就職に有利」。大学新卒就職市場でまことしやかにささやかれ、学生の間でもなんとなく共有されているこの言説は本当なのでしょうか? コロナ禍で就職活動のあり方が大きく変化した今日ですが、多くの方に手に取っていただき、刊行から3カ月ほどで増刷です。

紹介

体育会系の学生は就職活動で本当に有利なのか――。歴史と統計、そして当事者の語りを読み解きながら、「体育会系神話」の実態とそれを成立させる構造のダイナミズムを描き出し、大学スポーツのゆくえと学生アスリートのキャリアの未来を構想する。

目次

プロローグ

第1章 問題化する「体育会系」のキャリア形成
 1 対象としての「体育会系神話」
 2 先行研究の検討と本書の研究課題
 3 本書の構成

第2章 体育会系就職の現在
 1 誰が勝ち、誰が負けているのか
 2 体育会系のなかでの勝者は誰か
 3 なぜそのような勝敗がみられるのか――諸説の検討
 4 体育会系の分化とジェンダー格差

第3章 体育会系神話の起源
 1 本章の目的――近代企業が求めた身体とは
 2 研究の手続き・進め方――どうすれば有用な身体のイメージを描けるか
 3 体育会系神話の起源
 4 「体育会系」と「教養系」
 5 スーパーエリートとしての体育会系

第4章 体育会系就職の最盛期――一九九〇年代の体育会系就職と企業スポーツ
 1 本章の対象と目的
 2 事例――インタビュー調査から
 3 社会文脈に埋め込まれた企業スポーツと体育会系就職/採用

第5章 日本社会のしくみと体育会系神話
 1 本章の目的
 2 「体育会系神話」成立の社会学的前提
 3 日本社会のしくみを反映する体育会系就職

第6章 体育会系神話のゆくえ
 1 大学スポーツのオルタナティブ
 2 国際比較から学ぶ
 3 日本は体育会系の「自立/自律」をめざす!?

エピローグ

参考文献

謝辞

版元から一言

大学新卒就職市場で、まことしやかに語られる「体育会系は就活で有利」という神話。それはいつから成立し、どう変容して現在にいたるのか。そもそも、大学新卒就職市場で体育会系が本当に有利なのか。

まず、現在の体育会系学生のなかで、神話どおりの恩恵に浴しているのは誰なのかを明らかにする。体育会系学生への就職支援を展開する企業の協力のもとに調査をおこない、所属大学やスポーツによる差異、ジェンダー格差について統計的に検証する。

そのうえで、戦前・戦間期に最も売れたビジネス雑誌「実業之日本」の記事をたどりながら、明治末期から昭和初期までの間に大学スポーツへの社会的な評価が高まり、就職に有利にはたらくようになった起源と変容を掘り起こす。

さらに、1990年代に情報系躍進企業に就職し、営業として活躍した元企業アスリートの語りをもとに、揺るがない新卒採用の日本の特殊的慣行と凋落する企業スポーツとの関係のなかで現象していた体育会系就活や採用のリアルを克明に描写する。

企業の雇用実態、企業スポーツの盛衰、大学数の増加とスポーツ推薦枠、社会的・経済的な動向――。「体育会系神話」の実態とそれを成立させる構造のダイナミズムを明らかにして、大学スポーツのゆくえを提示する。

著者プロフィール

束原 文郎  (ツカハラ フミオ)  (

1977年、東京都生まれ。横浜国立大学教育学部卒業。東京大学大学院教育学研究科単位取得満期退学。博士(スポーツ科学、早稲田大学)。京都先端科学大学健康医療学部准教授。専攻はスポーツを対象にした人文社会科学(スポーツマネジメント、スポーツ産業論、スポーツ文化論、スポーツ社会学など)。共著に『スポーツまちづくりの教科書』(青弓社)、『近代日本を創った身体』(大修館書店)など。

上記内容は本書刊行時のものです。