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モテないけど生きてます ぼくらの非モテ研究会(編著) - 青弓社
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モテないけど生きてます 苦悩する男たちの当事者研究

発行:青弓社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ20mm
重さ 296g
296ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-7872-3476-6
Cコード
C0036
一般 単行本 社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年9月28日
書店発売日
登録日
2020年8月3日
最終更新日
2020年11月2日
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書評掲載情報

2020-11-01 読売新聞  朝刊
評者: 鈴木洋仁(東洋大学研究助手、社会学者)

重版情報

2刷 出来予定日: 2020-11-09
ご好評につき、刊行後1カ月ほどで2刷出来です。赤裸々なまでの「非モテ」男性たちの語りをもとに、現代社会をとりまく男の生きづらさを描き出します。男性たちが自分の悩みを掘り下げる実践をぜひご確認ください。

紹介

「非モテ」男性たちが、「女神」「ポジティブ妄想」「自爆型告白」などのキーワードを軸に自分自身の実態と「生きづらさ」を赤裸々に語る。生きる困難や加害/被害の経験と真摯に向き合ってきた当事者としての研究報告をてこに、新しい男性学の到達点を提示する。

目次

序 章 生きやすくなったと言っていいのか
 1 戸惑いの内側から 西井 開

第1章 「ぼくらの非モテ研究会」ができるまで
 1 実践に学ぶ:1 「メンズリブ研究会」 西井 開
 2 「ぼくらの非モテ研究会」のはじまり 西井 開
 3 実践に学ぶ:2 精神障害者コミュニティ「べてるの家」 西井 開
 4 「ぼくらの非モテ研究会」の実践 西井 開
 5 非モテ研用語辞典 ぼくらの非モテ研究会
 6 個人研究 セブルス・スネイプの研究――あるいは“恋と不器用さ”について 足達龍彦

第2章 痛みを言葉にする
 1 実践に学ぶ:3 薬物依存者回復施設「三重ダルク」 西井 開
 2 男性の被害経験 西井 開
 3 個人研究 パワハラ被害の夢の研究 西井 開
 4 個人研究 不本意出家からの研究 リュウ
 5 「非モテ」と身体嫌悪、そしてマスターベーション 西井 開
 6 個人研究 いわゆる女装と夢見非モテの童貞世界、その研究 ゆーれいさん

第3章 影響を与えるメディア
 1 「非モテ」に影響を与えた一冊 西井 開
 2 個人研究 一発逆転の研究 ハーシー
 3 個人研究 非モテ幽霊の研究 歌男

第4章 加害と責任
 1 実践に学ぶ:4 DV加害者脱暴力グループ「メンズサポートルーム大阪」 西井 開
 2 個人研究 自己破滅願望の研究 たぬき(聞き手:西井 開)
 3 加害の研究とつぐないについて 西井 開

終 章 男の悩める場所
 1 個人研究 人を頑張ってバカにしてしまう病の研究 マイル
 2 聞き届けられる場 西井 開
 3 共同研究 解釈押し売りの研究――非モテ研の課題について 明日葉/西井 開

座談会 非モテ研とはどういう場か 明日葉/足達龍彦/歌男/たぬき/西井 開/ハーシー/マイル/ムロ/リュウ(聞き手:山本和則[カフェフィロ])

解説 語りだした男たちに乾杯 村本邦子

あとがき 西井 開

版元から一言

「ぼくらの非モテ研究会」は男性の生きづらさを語り合う場としての当事者研究グループである。非モテ研では、幅広い分野で注目されている当事者研究の手法を応用し、これまであまり語られてこなかった男性たちの「痛み・悲しみ」だけでなく、「非モテ」の現状を打開しようとする、切実さのなかにもユーモアあふれる研究成果を蓄積している。

「女神」「ポジティブ妄想」「自爆型告白」などの観点からは、単純な「非モテ=恋人がいない」という考え方では捉えきれない、親からの影響、学生時代の経験、社会からの疎外感・孤独感など、多様な物語が浮かび上がる。

研究会を主宰する男性学研究者を中心に、ジェンダーやフェミニズムの概況を踏まえながら、「非モテ」をキーワードに立ち上がる男性たちの語りに寄り添い、ともに研究してきた成果をまとめる。

非モテ研メンバーたちの当事者研究も豊富に盛り込み、既存の男性学では「語れない/語らない」とされている男性たちの切実な語りから多様でよりよい生き方を探る、新しい時代の男性学を切り開く一冊。

著者プロフィール

ぼくらの非モテ研究会  (ボクラノヒモテケンキュウカイ)  (編著

2017年12月24日に発足した関西を拠点にする男性のための当事者研究グループ。モテるためのテクニックを学ぶのではなく、月に1、2回開催する研究会で対話して「非モテ」という現象を探求する。20年7月までに39回実施し、延べ参加者数は200人以上。リピーターも多い。「Twitter」アカウント(@himotemotemote)、メールアドレスhimotemotemote@gmail.com。

上記内容は本書刊行時のものです。