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アイドル論の教科書 塚田 修一(著) - 青弓社
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アイドル論の教科書

発行:青弓社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ15mm
重さ 215g
172ページ
並製
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-7872-3408-7
Cコード
C0036
一般 単行本 社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2016年11月
書店発売日
登録日
2016年10月13日
最終更新日
2017年4月24日
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重版情報

2刷 出来予定日: 2019-03-13
AKB総選挙の見送りや乃木坂46の人気拡大など、初刷の刊行時から状況は変化し続けていますが、本書ではアイドル文化を楽しむ視点を提示していますので、ぜひお手にとってみてください。

紹介

「国語」「歴史」「数学」「地理(都市)」などのトピックスから、女性グループアイドルのパフォーマンスや関連する社会現象を読み解き、アイドル文化の知的な楽しみ方、そのための視点を文系・理系に分けて提供する。アイドル研究のための入門講義。

目次

はじめに 塚田修一

文系篇 塚田修一

第1講 アイドルと国語を考える――「カワイイ」が作る女性ファン
 1 増殖する女性アイドルの女性ファンと「カワイイ」
 2 言語論的転回と構築主義
 3 「かわいい」の時代
 4 「カワイイ」の時代
 5 “関係性”を志向するファンたち
 6 言葉が開く/閉ざす回路

コラム 「君は僕だ」 松田聡平

第2講 アイドルと「卒業」を考える――アイドルの「時間」について
 1 あっちゃんとあかりん
 2 学校の時間/アイドルの時間
 3 時間の比較社会学
 4 アイドルの時間/ファンの時間
 5 時は流れない、それは積み重なる
 6 同期される「夢」までの時間

コラム スキャンダルと自己承認 松田聡平

第3講 女性アイドル“ファン”の「歴史」を考える――あるいはアイドルファンのメディア史
 1 アイドルの引退を阻止したファン
 2 アイドルとメディア
 3 全キャン連と親衛隊
 4 「よい子の歌謡曲」というサークル
 5 オタクからヲタクへ
 6 「たまり場」としての握手会

コラム アイドル・ドキュメンタリー・レビュー 松田聡平

理系篇 松田聡平

第4講 アイドルの“アーキテクチャ”を学ぶ――次世代アイドルを設計しなさい
 1 アイドルのアーキテクチャ
 2 規律のアーキテクチャ
 3 振る舞いのアーキテクチャ
 4 マイノリティのアーキテクチャ
 5 内部と外部のアーキテクチャ
 6 編集権限のアーキテクチャ
 7 ロマンチック・ラブ/ロマンチック・クラブ

コラム アイドルとプロレス 塚田修一

第5講 アイドルの“数学”を学ぶ――アイドル現象にはまる理由を数学的に証明せよ
 1 なぜ、アイドル分析に数学が必要か
 2 “数学”というアプローチの可能性
 3 アイドルソングと“数学”
 4 アイドル分析の主/客ジレンマ
 5 アイドル周辺現象の定量的分析
 6 握手会現場での巡回セールスマン問題
 7 生写真交換の確率論的分析
 8 アイドル現象にはまる数理モデル
 9 なぜAKB48は48なのか/その解答

コラム AKB総選挙の楽しみ方 塚田修一

第6講 アイドルの“都市空間”を学ぶ――どのようにして、秋葉原はAKB48になったのか、論じなさい
 1 アイドルと都市空間
 2 集落/都市としてのアイドル
 3 集団空間としてのアイドル
 4 渋谷の“猶予性”
 5 秋葉原の“近接性”
 6 地方都市の“白紙性”
 7 アイドルが再定義する都市

コラム なぜ秋葉原は「アイドルの聖地」なのか? 塚田修一

最終講――ホームルーム 塚田修一

版元から一言

AKB48が中心となって巻き起こしたアイドルブームは社会現象になり、いまではアイドルは文化として日常に定着したと言ってもいいだろう。だが、例えばアイドルの好き嫌いを熱心に語ることはできても、もう一歩踏み込んで論じることはなかなか難しい。

大学生のレポートや卒論の相談を通してアイドル論の入門書の必要性を痛感した著者が、「学習参考書」という形式で、文系・理系に分けて「アイドルの論じ方」をレクチャーするのが本書である。

「国語」「歴史」「数学」「地理(都市)」といったトピックスから女性グループアイドルのパフォーマンスを読み解き、アイドル文化の知的な楽しみ方、そのための視点を提供するアイドル研究のための入門講義。

著者プロフィール

塚田 修一  (ツカダ シュウイチ)  (

東京都生まれ。東京都市大学、大妻女子大学非常勤講師。専攻は社会学、文化研究。共著に『失われざる十年の記憶』(青弓社)、『戦争社会学ブックガイド』(創元社)、論文に「横須賀の表象と「占領の記憶」」(「年報カルチュラル・スタディーズ」第2号)など。

松田 聡平  (マツダ ソウヘイ)  (

京都府生まれ。東進ハイスクール・東進衛星予備校・河合塾数学講師、(株)建築と数理代表。専攻は建築計画学、都市様相研究。著書に『東大理系数学 系統と分析』(技術評論社)、『松田の数学Ⅰ・A/Ⅱ・B典型問題Type100』(ナガセ)、共著に『ようこそ建築学科へ!』(学芸出版社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。