版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
夜食の文化誌 西村 大志(編著) - 青弓社
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:

在庫ステータス

品切れ・重版未定

取引情報

取引取次:
ト・日     書店
子どもの文化     書店(直)
直接取引:あり
返品の考え方: 返品は常時フリーです。了解者名が必要な場合は「矢野」と記入してください

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

夜食の文化誌 (ヤショクノブンカシ)

社会一般
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:青弓社
四六判
240ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-7872-3307-3   COPY
ISBN 13
9784787233073   COPY
ISBN 10h
4-7872-3307-6   COPY
ISBN 10
4787233076   COPY
出版者記号
7872   COPY
Cコード
C0336  
0:一般 3:全集・双書 36:社会
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2010年1月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2021年3月18日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

ラーメン、おにぎり、焼きそば、うどん、スナック菓子……。受験勉強や夜型生活になくてはならない夜食は、どのようにして全国に普及してきて、一つの文化として成熟したのか。文化的・歴史的な過程をたどりながら、夜食と日本人との関係に鋭く斬り込む。

目次

序章 「夜食」の文化研究事始め 西村大志
 1 この本の向かうところ
 2 「夜食」という前提
 3 各章の紹介

第1章 「夜食」と階層──落語から考える 西村大志
 1 夜食を商売とする人の階層
 2 夜食を商売とする人のなかでの階層差
 3 夜食を外で食べる人の階層
 4 夜食を食べる人のなかでの階層差
 5 店舗を構えてはみたけれど
 6 階層移動の夢──移動する夜商人から昼の固定店舗へ

第2章 路地裏の夜食史──一九二〇─三〇年代における屋台イメージの転換 近森高明
 1 屋台の《原風景》
 2 都市下層のファストフード
 3 苦学生たちの屋台営業
 4 発見される屋台の味覚
 5 屋台の《原風景》を描き直す

第3章 ラーメン史を「夜」から読む──盛り場・出前・チャルメラと戦前の東京人 右田裕規
 1 問題意識
 2 沿革
 3 盛り場/いかがわしさ
 4 出前/非日常性
 5 流しの屋台/悲哀
 6 結論

第4章 若者の夜食はどう変わってきたか 井上義和
 1 受容史的アプローチの試み
 2 戦前期エリート学生の夜食事情
 3 昭和三十年代の若者の夜食事情──夜食間食回顧調査から
 4 夜食はどのように家庭に入ってきたのか

第5章 地方からみた「夜食」──都市的まなざしに抗して 島岡 哉
 1 農村──奈良県・大和盆地の農村地帯
 2 山村──奈良県吉野郡の山村地域から
 3 漁村──三重県尾鷲市をはじめとする東紀州地域から

おわりに 西村大志

著者プロフィール

西村 大志  (ニシムラ ヒロシ)  (編著

1973年、兵庫県生まれ。広島大学大学院教育学研究科専任講師、博士(文学)。専攻は文化社会学、日本研究。著書に『小学校で椅子に座ること』(国際日本文化研究センター)、共著に『性欲の文化史1』(講談社)、『戦後日本の大衆文化』(昭和堂)など。

上記内容は本書刊行時のものです。