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歌う大衆と関東大震災 永嶺 重敏(著) - 青弓社
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歌う大衆と関東大震災 「船頭小唄」「籠の鳥」はなぜ流行したのか

発行:青弓社
四六判
縦188mm 横128mm
250ページ
並製
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-7872-2085-1
Cコード
C0021
一般 単行本 日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年10月10日
発売予定日
登録日
2019年7月30日
最終更新日
2019年7月30日
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紹介

死者10万人の犠牲者を出した1923年の関東大震災と前後して、2つの歌謡曲が大流行する。「船頭小唄」と「籠の鳥」である。同時に、労働運動の高まりを受けて、メーデー歌の「聞け万国の労働者」も大流行する。人々の心情に響く曲と運動を勇気づける曲は、どのようにして全国に伝播したのか。

復興、歌の大流行、大正デモクラシーが一体になった結果、「歌う大衆」が出現した。その背景にはレコードと蓄音機というニューメディアの普及はもちろんのこと、艶歌師=演歌師の存在があった。街角の演歌師の歌声に加えて、小唄の映画化がさらに人気に拍車をかけた。

流行小唄と革命歌やメーデー歌を各地で誰もが歌っていた時代を、流行歌を伝播するメディアという社会的基盤と、歌を心の糧としてきた有名無名の無数の人々が構成する受容基盤との関係から浮かび上がらせる。


目次
第1章 「船頭小唄」の誕生とレコードの大ヒット
第2章 小唄映画の誕生と「船頭小唄」の歌われ方
第3章 関東大震災と復興の街に流れた歌
第4章 「籠の鳥」の流行と小唄映画の大ブーム
第5章 流行小唄禁止令と合唱する観客への恐れ
第6章 革命歌を合唱する大衆の誕生
終 章 その後の展開

著者プロフィール

永嶺 重敏  (ナガミネ シゲトシ)  (

1955年生まれ。大衆文化研究。著書に『「リンゴの唄」の真実――戦後初めての流行歌を追う』(青弓社)、『オッペケペー節と明治』(文藝春秋)、『流行歌の誕生――「カチューシャの唄」とその時代』(吉川弘文館)、『怪盗ジゴマと活動写真の時代』(新潮社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。