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図書館を語る 山崎 博樹(編著) - 青弓社
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図書館を語る (トショカンヲカタル) 未来につなぐメッセージ (ミライニツナグメッセージ)

社会一般
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発行:青弓社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ20mm
重さ 283g
280ページ
並製
定価 2,600円+税
ISBN
978-4-7872-0077-8   COPY
ISBN 13
9784787200778   COPY
ISBN 10h
4-7872-0077-1   COPY
ISBN 10
4787200771   COPY
出版者記号
7872   COPY
Cコード
C0000  
0:一般 0:単行本 00:総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年8月18日
書店発売日
登録日
2021年6月16日
最終更新日
2021年8月18日
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書評掲載情報

2021-11-21 読売新聞  朝刊
評者: 稲野和利(ふるさと財団理事長)
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紹介

これからの図書館をどうやって運営すればいいのか――。公立図書館の現職/元館長や図書館学の研究者、新設コンサルタント、什器メーカー、学校図書館関係者の11人が経験を生かして対談・鼎談・座談で縦横に語る。住民と図書館の未来につなぐメッセージ集。

目次

まえがき 山崎博樹

第1章 〝役所のひと〟が司書になって――さまざまな視点を生かした図書館づくり 伊東直登[松本大学図書館長]/淺野隆夫[札幌市中央図書館]/山崎博樹[知的資源イニシアティブ代表理事]
 勤めていた図書館について
 図書館の最初の印象
 なぜ図書館の仕事をしようと思ったのか
 図書館での仕事を続けるうえでの課題や困難
 図書館内部でのコミュニケーションで工夫した点は
 これからの図書館への提言

第2章 「〝役所のひと〟が司書になって」拡大反省会 齋藤明彦[元鳥取県立図書館長]/伊東直登[松本大学図書館長]/淺野隆夫[札幌市中央図書館]/山崎博樹[知的資源イニシアティブ代表理事]
 私の図書館との関わり
 図書館の可視化
 図書館のターゲットと図書館員の能力
 思いをつなげていくためには
 都道府県立図書館について
 図書館職員の研修

コラム 公共図書館の生き残り戦略――図書館に新しい看板を掲げよう 山崎博樹
 図書館は生き残れるだろうか
 地域活性化サービス
 図書館とIT化
 公共図書館とボランティア
 小・中学校との連携
 図書館員の胸に看板を掲げよう

第3章 ビジネス支援サービス事始め 竹内利明[ビジネス支援図書館推進協議会会長]/山崎博樹[知的資源イニシアティブ代表理事]
 図書館の最初の印象
 BL協議会の始まりと役割
 ビジネスライブラリアン講習会
 BL協議会の活動
 ビジネス支援サービスの課題
 今後の図書館の展望
 図書館員に望むこと

第4章 公立図書館のレファレンス・サービスの現状と課題、これから 齊藤誠一[千葉経済大学短期大学部教授]/山崎博樹[知的資源イニシアティブ代表理事]
 レファレンス・サービスの位置づけと必要性
 レファレンス・サービスの課題
 現場の図書館員が学ぶべきこと
 AIとレファレンス・サービス、利用の壁
 「レファレンス協同データベース」について

第5章 図書館、ICTを語りつくす 原田隆史[同志社大学大学院総合政策科学研究科教授]/山崎博樹[知的資源イニシアティブ代表理事]
 図書館との出合いとデジタルライブラリアン講習会のこと
 図書館員はICTについて何を学ぶべきか
 図書館のICT戦略
 図書館のICT推進の壁と課題
 図書館でのICTの可能性
 図書館員に必要な認識と能力とは
 図書館の危機

第6章 学校図書館の課題とこれから 神代 浩[量子科学技術研究開発機構監事]/中山美由紀[立教大学兼任講師]/山崎博樹[知的資源イニシアティブ代表理事]
 学校図書館の最大の課題
 学校図書館の地域での可視化
 連携先である公共図書館の理解
 学校司書の役割の明確化と待遇改善
 これからの学校図書館に求められる機能とは
 学校司書に求められる資質
 学校図書館を支える教育行政のあり方
 学校図書館への期待

第7章 図書館をどう始めるか 岡本 真[アカデミック・リソース・ガイド代表]/山崎博樹[知的資源イニシアティブ代表理事]
 岡本さんとの出会い
 argの創業
 図書館づくりとその課題
 図書館への民間の関わり
 図書館員に求められるもの

第8章 キハラが図書館のためにできること 木原一雄[キハラ代表取締役]/山崎博樹[知的資源イニシアティブ代表理事]
 経営ビジョン
 図書館の製品づくり
 安全、安心を目指して
 気づくということ
 仕事に対する理念
 図書館へのエール

あとがき 山崎博樹

版元から一言

公立図書館の現職/元館長や図書館学の研究者、図書館の新設プランナー、什器メーカー社長、学校図書館関係者たちが、社会のインフラとしての図書館のあり方を対談・鼎談・座談で縦横に語り合う。

「図書館内部でのコミュニケーションの工夫」「図書館員の研修」、あるいは「図書館は生き残れるだろうか」というシビアな課題、「地域活性化サービスはどうすればいいのか」「IT時代の図書館のあり方」、さらには「公共図書館とボランティア」や「小・中学校との連携」などテーマは次々とあふれ出てくる。

話題はさらに、「図書館のビジネス支援サービスの課題」や「今後の図書館の展望」「図書館員に望むこと」など尽きることがない。
もちろん、利用者にとって「使いやすい図書館」のためにはレファレンス・サービスの充実は不可欠で、サービスの位置づけや課題を現場の図書館員がしっかり学ぶことができる事例も提示する。

未来をつくる子どもたちが使う学校図書館に求められる機能とは何か、あるいは各地で図書館をどうやって始めるか、館内を使い勝手よくするために什器・設備のメーカーはどういうプランを考えているのか、など、図書館界だけではなく、利用者にとっても未来が明るくなる発言集である。

著者一覧
山崎博樹[知的資源イニシアティブ(IRI)代表理事]/伊東直登[松本大学図書館長]/淺野隆夫[札幌市中央図書館]/齋藤明彦[元鳥取県立図書館長]/竹内利明[ビジネス支援図書館推進協議会会長]/齊藤誠一[千葉経済大学短期大学部]/原田隆史[同志社大学大学院総合政策科学研究科教授]/神代 浩[量子科学技術研究開発機構監事]/中山美由紀[立教大学兼任講師]/岡本 真[アカデミック・リソース・ガイド(arg)代表]/木原一雄[キハラ代表取締役]

著者プロフィール

山崎 博樹  (ヤマザキ ヒロキ)  (編著

1955年、秋田県生まれ。知的資源イニシアティブ代表理事、デジタルアーカイブ学会評議員、日本生涯学習学会員、日本図書館協会員。秋田県立図書館を経て、国立国会図書館関西館で「レファレンス協同データべース」準備のため2年間勤務。ビジネス支援図書館推進協議会の設立に参画し、現在は同会副理事長。総務省地域情報化アドバイザー、内閣府知的財産戦略本部実務者検討委員会構成員、図書館サービス向上委員会(りぶしる)委員長、紫波町図書館専門アドバイザーとして活動。

上記内容は本書刊行時のものです。