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新しいチェーンストア理論 吉田 繁治(著) - 商業界
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新しいチェーンストア理論 (アタラシイ チェーンストア リロン)

ビジネス
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発行:商業界
四六判
336ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-7855-0565-3   COPY
ISBN 13
9784785505653   COPY
ISBN 10h
4-7855-0565-6   COPY
ISBN 10
4785505656   COPY
出版者記号
7855   COPY
Cコード
C0063  
0:一般 0:単行本 63:商業
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年3月30日
書店発売日
登録日
2020年2月19日
最終更新日
2020年3月26日
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紹介

「商品価値の高いPB(プライベートブランド)を標準化された方法で開発すること」
「人的な生産性を向上させること」
2020年代、そして2030年代の小売業が描くべきビジョンはこの2つである。

本書では、「チェーンストア理論」をその起源にさかのぼって分かりやすく紐解き、
シアーズやダイエーといった国内外の幅広い事例をもとに反省点や課題を考察する。

その上で、ウォルマート、ユニクロ、ニトリなど、2020年代のビジョンを
体現している小売企業の経営戦略を分析し、他のチェーンストア企業でも
実践できるレベルに理論化、提案する。

「100万店の小売業の全社で読んでいただきたいと願っている」(著者)

「生き残る」のではなく、「勝ち残る」ための小売業の経営戦略を分かりやすい筆致で解説する、
チェーンストア経営の新しい教科書である。


<主な目次>

はじめに

【第1章】 チェーンストア経営を基礎から解く
チェーンストアとは何か
チェーンストア経営、支店経営、個店経営の違い
チェーンストア経営は行き詰っているのか
組織の基礎知識
チェーンストアの成果責任とは
チェーンストアのあるべき組織の姿
そもそも業種・業態とは
これからの時代に生き残る業態とは
個店経営に回帰する企業への見解
消費需要が増えない時代の多店舗と店舗売上げ増加策

【第2章】 標準化・単純化・専門化の推進
①チェーンストアの発祥と展開
②店舗の商品作業の、徹底した標準化・単純化・専門化に取り組む
③個体発生は、系統発生を繰り返す:ヘッケル
④これからの消費財需要の傾向と小売業経営
⑤標準化は動的であり、進歩と高度化を続けなければならない
⑥小売業の経営で大切な、1坪あたりの売上げから見ると
⑦パート労働者の構成比は上限に達した:同じ人数なら人件費は上がる
⑧生活文化での、クリンリネス水準向上の21世紀
⑨大手小売業の平均的な人的生産性が、低下してきたという憂うべき事実

【第3章】 標準化のレベルをどう上げて、生産性を高めるか
①商品作業の標準化レベルは、どう上げて行くのか
②商品作業では、RFIDを商品管理、在庫管理、ロス管理、発注、自動レジで使う
③最適量の生鮮発注は、修正指数平滑法で、自動化できる
④生産性を上げ続けるには、人員配置計画とその実行が必要

【第4章】 現場を活性化させるTQC、部門経営の導入
①業務における責任の3つの意味
②部門経営での、責任の展開の具体的方法
③部門担当による、週間マネジメント(ウィークリー・マネジメント)
④商品本部の標準商品構成と、部門の商品構成の決定
⑤部門経営は、現場の人的生産性を上げることが目的
⑥現場からの、標準作業の変更提案:トヨタ式のカイゼンであるTQCの導入

【第5章】 これからのDC物流とPB開発の方法
①NBの需要飽和の時代
②物流センターの4つのフォーマット
③今後は店舗の発注作業をカットして、DCで店頭在庫管理し、必要量を納品
④まずは、店舗の商品作業時間の半減に向かっての取り組み
⑤PBの、価格と商品価値での競争優位
⑥4000は億円(40億個)売れるコンビニの大型商品になったおにぎりの開発事例
⑦2社とコンビニ、Dg.Sを除き、30年も停滞してきた小売業の再生

目次

はじめに

【第1章】 チェーンストア経営を基礎から解く
チェーンストアとは何か
チェーンストア経営、支店経営、個店経営の違い
チェーンストア経営は行き詰っているのか
組織の基礎知識
チェーンストアの成果責任とは
チェーンストアのあるべき組織の姿
そもそも業種・業態とは
これからの時代に生き残る業態とは
個店経営に回帰する企業への見解
消費需要が増えない時代の多店舗と店舗売上げ増加策

【第2章】 標準化・単純化・専門化の推進
①チェーンストアの発祥と展開
②店舗の商品作業の、徹底した標準化・単純化・専門化に取り組む
③個体発生は、系統発生を繰り返す:ヘッケル
④これからの消費財需要の傾向と小売業経営
⑤標準化は動的であり、進歩と高度化を続けなければならない
⑥小売業の経営で大切な、1坪あたりの売上げから見ると
⑦パート労働者の構成比は上限に達した:同じ人数なら人件費は上がる
⑧生活文化での、クリンリネス水準向上の21世紀
⑨大手小売業の平均的な人的生産性が、低下してきたという憂うべき事実

【第3章】 標準化のレベルをどう上げて、生産性を高めるか
①商品作業の標準化レベルは、どう上げて行くのか
②商品作業では、RFIDを商品管理、在庫管理、ロス管理、発注、自動レジで使う
③最適量の生鮮発注は、修正指数平滑法で、自動化できる
④生産性を上げ続けるには、人員配置計画とその実行が必要

【第4章】 現場を活性化させるTQC、部門経営の導入
①業務における責任の3つの意味
②部門経営での、責任の展開の具体的方法
③部門担当による、週間マネジメント(ウィークリー・マネジメント)
④商品本部の標準商品構成と、部門の商品構成の決定
⑤部門経営は、現場の人的生産性を上げることが目的
⑥現場からの、標準作業の変更提案:トヨタ式のカイゼンであるTQCの導入

【第5章】 これからのDC物流とPB開発の方法
①NBの需要飽和の時代
②物流センターの4つのフォーマット
③今後は店舗の発注作業をカットして、DCで店頭在庫管理し、必要量を納品
④まずは、店舗の商品作業時間の半減に向かっての取り組み
⑤PBの、価格と商品価値での競争優位
⑥4000は億円(40億個)売れるコンビニの大型商品になったおにぎりの開発事例
⑦2社とコンビニ、Dg.Sを除き、30年も停滞してきた小売業の再生

著者プロフィール

吉田 繁治  (ヨシダ シゲハル)  (

吉田繁治(よしだ しげはる) システムズリサーチ チーフ・コンサルタント
1972年東京大学卒(専攻フランス哲学)。流通企業勤務の後、経営、情報システム、財務戦略等のコンサルタント。85年に住関連業界の店舗統合管理システムと受発注ネットワークのグランドデザイン。経営、業務、システムの指導に従事。95~ 2000年は旧通産省の公募における情報システムの受託開発で連続して4つのシステムを開発。00年インターネットの論考の提供を開始。週刊メールマガジン『ビジネス知識源プレミアム(有料)』、『ビジネス知識源(無料)』を合計約4万人の固定読者に配信。各地・各社での講演と流通・小売り・製造・サービス・IT・財務戦略を含む経営戦略指導。流通業の経営戦略担当顧問を歴任。
経営戦略、商品戦略、在庫管理、サプライチェーン、ロジスティクス、IT、経済、金融、財務戦略などの時事分析の考察を公開。流通専門誌『販売革新』等メインライター。著書に『利益経営の技術と精神』『ザ・プリンシプル』(商業界)、『国家破産』『財政破産からAI産業革命へ』(PHP研究所)、『マネーの正体』『これからの5年』『膨張する金融資産のパラドックス』『米国が仕掛けるドルの終わり』(ビジネス社)

上記内容は本書刊行時のものです。