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プライマリ・ケアの理論と実践【電子版付】 日本プライマリ・ケア連合学会(監修) - 日本医事新報社
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プライマリ・ケアの理論と実践【電子版付】 (プライマリケアノリロントジッセン)

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B5判
重さ 450g
224ページ
定価 3,600円+税
ISBN
978-4-7849-5911-2   COPY
ISBN 13
9784784959112   COPY
ISBN 10h
4-7849-5911-4   COPY
ISBN 10
4784959114   COPY
出版者記号
7849   COPY
Cコード
C3047  
3:専門 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年10月1日
書店発売日
登録日
2021年9月10日
最終更新日
2021年9月27日
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紹介

◆週刊日本医事新報にて連載中の「プライマリ・ケアの理論と実践」が単行本化!
◆日常診療で活用できる知識から理論的な枠組みまで、プライマリ・ケア領域で押さえておきたい重要な話題を取り上げ網羅的に解説。
◆各現場で活躍する著者達の実践的な考えとリアルな思いが、見開きフルカラーの各項目に凝縮されています。
◆プライマリ・ケアに真摯に向き合い、日々診療に励む多くの医師に送る渾身の1冊です。

目次

第1回 多様性の中に見える未来
第2回 患者中心の医療の方法〈総論〉─「疾患の治療」だけでなく「病む人へのケア」を
第3回 プライマリ・ケアらしい女性医療─日常診療の中で女性のライフステージを意識する
第4回 診療所救急〈総論〉─動きながら考える Triage & Action !
第5回 診療所救急〈高齢者・在宅〉─診療所における救急対応および予防的介入のコツ
第6回 診療所救急〈内科〉─各種症状→ショック→心停止の流れを断ち切る
第7回 診療所救急〈小児〉─30秒で見た目(ABC)をチェック!!
第8回 診療所救急〈マイナーエマージェンシー〉─外科系マイナーエマージェンシー診療修得への道のり
第9回 アドバンス・ケア・プランニングとは?─人生会議を始めよう!
第10回 ACP(人生会議)のダークサイド─そのACP,だれのため?
第11回 臨床倫理─モヤモヤに気づいて立ち止まることが重要
第12回 「総合医育成プログラム」とは
第13回 スポーツ医学sports and exercise medicine〈総論〉─プライマリ・ケアとスポーツ医学
第14回 スポーツと内科系疾患─内科的問題の解決で,命を守り,パフォーマンスを向上させる!
第15回 女性と運動─正しい運動で健康なからだを!
第16回 小児のスポーツ障害〈障害要因と障害予防〉(上)─障害要因の除去をめざして
第17回 小児のスポーツ障害〈小児の成長発育と骨端症〉(下)─個々の成長発育をイメージする
第18回 プライマリ・ケアにおけるアンチ・ドーピング─選手が安心して受診できる環境づくりを
第19回 医師が多職種から求められていること─多職種が医師に求める役割はコンテキストにより異なる
第20回 医師として多職種連携にどう関わるか─医師の持つ特性を意識して,多職種連携に関わろう
第21回 グループ診療─働き方改革のひとつの方法
第22回 都市部での多職種連携の実践─都市部こそ総合診療医が求められる時代に
第23回 多職種連携教育が声高になってきた背景と今の教育─連携教育の場としてのプライマリ・ケアの強み
第24回 統合的ケア・総論─連携で生じた問題を解決するための枠組み
第25回 Patient Experience(PX)に関する研究─国際的に注目を集める患者視点の医療の質指標
第26回 現場の臨床疑問から研究を実施する─高齢者に対する着衣の上からの血圧測定は正確か?
第27回 診療所ネットワークによる臨床研究〈在宅コホート研究〉─地域における研究ネットワークをつくろう
第28回 ICPCを用いたプライマリ・ケアにおける研究─家庭医療における受診理由の意味とは
第29回 多疾患併存状態(マルチモビディティ)に関する研究─プライマリ・ケアにおける最重要研究課題の1つ
第30回 EBM〈総論〉─開業医やプライマリ・ケア医はEBMをどう役立てられるか
第31回 EBM〈治療〉─定量的な評価を行い,患者への適用を考える
第32回 EBM〈実践〉─ベイズの定理の活用
第33回 EBM〈診断〉─所見の感度・特異度を理解して,診断の一助にしよう
第34回 EBMを活用してチーム医療を充実させる─Step1とStep5の共有がチーム力を高める
第35回 患者中心の医療の方法─「病い体験」を探る 患者の語りを統合して理解する
第36回 患者中心の医療の方法〈コンテクストを探る〉─多種多様な患者背景を探る
第37回 患者中心の医療の方法〈合意点を探る〉─患者とともに意思決定を行うために
第38回 プライマリ・ケア医のためのエコー〈総論〉─誤嚥性肺炎へのケア向上をめざしたエコー活用
第39回 プライマリ・ケアで診る運動器疾患〈膝関節〉─運動器疾患に対する超音波診断装置の活用
第40回 “便秘”にエコー─あるのかないのか,硬いのか軟らかいのか,それが問題だ
第41回 プライマリ・ケア医のための肺エコー〈肺炎〉─肺炎の検出力向上と輸液量の決定のために
第42回 プライマリ・ケアにおける頭頸部エコー〈小児の耳下腺腫脹〉─流行性耳下腺炎と反復性耳下腺炎の見分け方
第43回 予防医療〈総論〉─科学的根拠に基づく予防医療と臨床倫理
第44回 スクリーニングの利益と害を見積もる─個々におけるバランスを考慮する
第45回 成人における2型糖尿病スクリーニング─根拠ある予防医療の実践
第46回 神経管閉鎖障害の予防のための葉酸摂取~受診理由の一歩先に~
第47回 予防医学〈喫煙〉─プライマリ・ケアにおける禁煙のエビデンス
第48回 わが国における健診(検診)の現状と今後の課題─かかりつけ医が健診結果の確認とフォローを
第49回 予防医学〈腹部大動脈瘤スクリーニング〉─プライマリケアにおける腹部大動脈瘤スクリーニングのエビデンス
第50回 慢性閉塞性肺疾患(COPD)スクリーニング─科学的根拠に基づいたアプローチ
第51回 こどもの予防医療─小さなおとなではない!?
第52回 不健康な飲酒:Unhealthy use of alcoholのスクリーニング─根拠ある予防医療の実践
第53回 診断学を取り巻くこの20年の出来事,そして日本では─診断の表側と裏側
第54回 現代の診断エラー,そして臨床診断改善学会─診断エラーとその周辺をよりよく理解するために
第55回 慢性疾患患者の継続診療で見落としを避ける「診断戦略」─いつもみている患者の異常を拾い上げるために
第56回 診断とAIとの協働,現状と未来展望─AIに診断力を奪われるのではなく,AIにより診断力を強化する時代へ
第57回 精度の高い病歴の技術に必要なことは?─病歴は聴取するものではなく,相互作用的に作り上げるものである
第58回 未来の身体診察と診断─「診察前確率」と病歴・身体所見・検査それぞれの親和性
第59回 未分化な問題と診断学─複数の未来を見据えたケア
第60回 日本における診断学教育の活動の実際(学生~初期研修医)─指導対象者のレベルに合わせた教育を意識する
第61回 診断プロセスへのフィードバック─より良いフィードバックを
第62回 日本における診断学教育の活動の実際─診断戦略開発カンファレンス,reflection,そして最近接発達領域
第63回 観察力の教育と診断─ウィリアム・オスラーと絵画鑑賞
第64回 医学教育における診断学教育の展望─エビデンスに基づく医学教育の実践を
治療と仕事の両立支援
第65回 患者の治療と仕事の両立支援(総論・前編)─仕事を考慮した治療選択の提示で,働く患者への社会的処方を
第66回 患者の治療と仕事の両立支援(総論・後編)─医療用語を仕事の作業の言葉に翻訳した主治医意見書が鍵
第67回 プライマリ・ケア医ができる職場との連携─職場の読み手に届く情報提供を
第68回 がん治療と就労の両立支援─「疾病性の言葉」から「事例性の言葉」への翻訳の重要性
第69回 職域で精神面の問題を認めた場合の治療と仕事の両立支援─職域におけるプライマリ・ケア医への期待
第70回 生活習慣病の重症化予防のために─健診・プライマリ・ケア(治療)・職場の連携
第71回 プライマリ・ケア医がおさえるべき腰痛と仕事の両立─慢性化の要因把握とセルフエクササイズの導入
第72回 苦悩と癒し[1]─プライマリ・ケアと苦悩
第73回 苦悩と癒し[2]─苦悩をかかえる患者の癒し
第74回 苦悩と癒し[3]─患者への関わりの深さと自己認識
第75回 家族志向のケア─家族が患者に与える健康への影響
第76回 家族志向のケア[2]─ヘルスエキスパートと真の顧客
第77回 家族志向のケア[3]─家族ライフサイクル
第78回 家族志向のケア[4]─家族の感情に配慮する
SDHと社会的処方
第79回 健康の社会的決定要因(SDH)と「社会的処方」─保健・医療・介護・福祉・地域社会が一体となりSDHに対応する
第80回 「社会的処方」~医師会の取り組み事例─栃木県・宇都宮市医師会の場合
第81回 「社会的処方」~病院の取り組み事例─岩手県一関市・藤沢病院の場合
第82回 「社会的処方」~診療所の事例─東京都国立市・新田クリニックの場合
第83回 「社会的処方」~まちづくりの視点から─「社会的処方」を文化にする
第84回 「社会的処方」の地域共生社会推進に向けた有用性─医療職への示唆
第85回 行動変容〈総論〉─「わかっちゃいるけどやめられない」に向き合う
第86回 行動変容に取り組む医療者の心の持ち方─行動を変えない患者にイライラしてしまう!
第87回 患者の動機を見出す,引き出す─生活指導のマンネリ化を打開しよう!
第88回 生活の中で行動を変える仕組みづくり─患者のやる気は感じられるのに変わらない!
第89回 継続性の重要性と継続を促すための関わり─受診を自己中断した患者が突然受診した!
第90回 「もう別にいいんです」─セルフ・ネグレクトの患者とどう関わるか
第91回 在宅医療の諸相(1)(導入~維持)─家族ケアと多職種連携が鍵になる
第92回 在宅医療の諸相(2)(急性期)─在宅患者の発熱 在宅で治療する?病院へ送る?
第93回 在宅医療の諸相(3)(看取り)─自宅で看取るということ,看取りを支えるということ
第94回 施設での在宅医療─施設を取り巻く社会に目を向ける
第95回 制度の活用─訪問看護の制度を理解し,正しい指示書の記載を!
第96回 慢性疾患ケアモデル〈総論〉─多面的な介入を考えるためのフレームワーク
第97回 慢性疾患ケアモデルを用いた日常診療の振り返り(1)─慢性疾患ケアモデルを用いて外来診療を俯瞰する
第98回 慢性疾患ケアモデルを用いた日常診療の振り返り(2)─「地域住民のお節介」という貴重な資源を考察する
第99回 慢性疾患ケアモデルを用いた日常診療の振り返り(3)─ケアチームの継続性に支えられた新たな医師患者関係
第100回 慢性疾患ケアモデルを用いた日常診療の振り返り(4)─地方の診療所での一例

上記内容は本書刊行時のものです。