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ヘルダリーンとヘーゲル 小磯仁(著/文) - 社会評論社
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ヘルダリーンとヘーゲル (ヘルダリーントヘーゲル) 学問の自由と自由の思想

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発行:社会評論社
A5判
90ページ
定価 900円+税
ISBN
978-4-7845-1598-1   COPY
ISBN 13
9784784515981   COPY
ISBN 10h
4-7845-1598-4   COPY
ISBN 10
4784515984   COPY
出版者記号
7845   COPY
Cコード
C0030  
0:一般 0:単行本 30:社会科学総記
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年11月2日
最終更新日
2022年11月24日
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紹介

魂の漂泊者ヘルダリーンと、生の探求者ヘーゲル。
その二人がめざした学問の自由と自由の思想とは。

<本書の直接の引き金になったのは、授業を盗聴するという卑劣な行為がキリスト教を標榜する大学で平然と行われていた事実である(明治学院大学授業盗聴事件)。この事実に接したときに浮上したのは、およそ二百年前にヘルダリーンとヘーゲルがともに獲得しようとしていた「学問の自由」と「自由の思想」である。ドイツの大学にある神学校で哲学と神学を学んでいた二人は、監視されたり盗聴されたりしながらも、フランス革命に触発されて自由の精神に目覚め、キリスト教に反発しながら、のちに偉大な詩人となり哲学者となっていく。>(本書「まえがき」)
*ブックレット「学問の自由」シリーズ第7弾。

目次

第一章 ヘルダリーンと自由──魂の漂泊者 小磯 仁
第一節 出生と家族──詩人への不退転の決意
第二節 少年の詩作試行と夢──「マウルブロン清書稿」の成立
第三節 シュティフトを終えるも──詩人独立の道に
第四節 『ヒュペーリオン』──「生あるものの抹殺の不可能」
第五節 後期讃歌の一例──二つの授業あるいは「小さな時間」

第二章 ヘーゲルと自由──生の探求者   寄川条路
第一節 青年時代の理想──自由の哲学者への決意
第二節 宗教への欲求──『キリスト教の精神』
第三節 政教一致から政教分離へ──生の弁証法の成立
第四節 政治への欲求──『ドイツ国家体制の批判』
第五節 哲学への欲求──学問の体系から人間の生へ

著者プロフィール

小磯仁  (コイソマサシ)  (著/文

一九三八年生。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院修士課程修了。ドイツ研究振興協会(DFG=Deutsche Forschungsgemeinschaft)共同研究員、ヴュルツブルク大学専任講師、山梨大学教授を歴任。現在、山梨大学名誉教授・詩人。専門はドイツ文学。著書に『ヘルダリーン──人と思想』(清水書院、新装版、二〇一六年)、『リルケ──人と思想』(共著、清水書院、新装版、二〇一六年)、『ヘルダリーン 愛の肖像──ディオーティマ書簡』(岩波書店、二〇〇四年)など。『近代ドイツ抒情詩の展開』(共著、同学社、一九八六年)、訳書に ベーダ・アレマン『ヘルダリーンとハイデガー』(国文社、一九八〇年)、ベーダ・アレマン『ヘルダリーン 詩的なる精神』(国文社、一九九四年)など。詩集に『海の太鼓──小磯仁詩集』(みやび出版、二〇一四年)など。

寄川条路  (ヨリカワジョウジ)  (著/文

一九六一年生。早稲田大学文学部卒業、ボーフム大学大学院博士課程修了、哲学博士。愛知大学教授、明治学院大学教授などを歴任。専門は思想文化論。日本倫理学会和辻賞、日本随筆家協会賞などを受賞。著書に『哲学の本棚──書評集成』(晃洋書房、二〇二〇年)、『教養としての思想文化』(晃洋書房、二〇一九年)など。編著に『学問の自由と自由の危機──日本学術会議問題と大学問題』(社会評論社、二〇二二年)、『実録・明治学院大学〈授業盗聴〉事件──盗聴される授業、検閲される教科書』(社会評論社、二〇二一年)、『表現の自由と学問の自由──日本学術会議問題の背景』(社会評論社、二〇二一年)、『大学の自治と学問の自由』(晃洋書房、二〇二〇年)、『大学の危機と学問の自由』(法律文化社、二〇一九年)、『大学における〈学問・教育・表現の自由〉を問う』(法律文化社、二〇一八年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。