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争点・沖縄戦の記憶
発行:社会評論社
縦190mm
350ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2002年3月
- 登録日
- 2016年4月7日
- 最終更新日
- 2016年4月7日
紹介
「軍人中心」の展示から「住民の視点」による展示へと転換していった沖縄県立平和祈念資料館の展示内容が、「反日資料館」攻撃の一環として、保守県政によって改ざんされようとした。70年代以降掘り起こされてきた日本軍による住民虐殺など、沖縄戦の認識をめぐって「対立」させられてきた争点とは何か?抹殺されようとした「戦場の記憶」。
目次
第1部 沖縄戦をめぐる史実の改ざん(沖縄戦の真実をめぐって-皇軍史観と民衆史観の確執
教科書の中の沖縄戦
歴史改ざんの全国的動向)
第2部 新沖縄県平和祈念資料館展示改ざん事件(新沖縄県平和祈念資料館問題と報道-取材の現場から
沖縄県八重山平和祈念館-「戦争マラリア」資料館の問題点とその課題
監修委員の視点)
第3部 今後の課題と平和へのメッセージ(たどりつくべきは不戦の言論
沖縄県平和祈念資料館と「平和の礎」の意味するもの
過去から学ぶべきもう一つの資料館問題
沖縄戦の心の傷(戦争トラウマ)を超えて)
上記内容は本書刊行時のものです。