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東アジア・交錯するナショナリズム
発行:社会評論社
縦190mm
236ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2005年9月
- 登録日
- 2016年4月20日
- 最終更新日
- 2016年4月20日
紹介
中国・韓国での「反日」の声の高まり、日本での右派言説の主流化…。しかし、そこに噴き出しているのは、古い図式ではとらえきれない、グローバル化の時代の「新しいナショナリズム」現象なのだ。変容する東アジア社会で、多様化する民衆意識をふまえて論じる。
目次
1 韓国の「民族主義」を考える(はじめに-二者択一の発想から脱するために
イスンマンの「反日」からパクチョンヒの「民族主義」へ ほか)
2 中国ナショナリズムの諸相(はじめに-日中の相互作用
日中「ナショナリズム」の土壌 ほか)
3 ネット社会が与えた回帰後香港の新しい使命(暴徒化しなかった香港の反日デモ
香港民衆運動史に見る抵抗の伝統化 ほか)
4 「台湾人意識」の虚像と実像(はじめに-「台湾人意識」とは?
李登輝訪日と宋楚瑜訪米 ほか)
5 戦後ナショナリズムの終焉と新たなナショナリズムの台頭(はじめに-生成途上の新しいナショナリズム
ナショナリズムをどのように理解したらよいか ほか)
上記内容は本書刊行時のものです。