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日本の朝鮮・台湾支配と植民地官僚
発行:思文閣
縦220mm
731, 16ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2009年3月
- 登録日
- 2016年3月13日
- 最終更新日
- 2016年3月13日
紹介
近代日本の朝鮮・台湾支配を、現地におけるその担い手だった「植民地官僚」に着目して考察する。
目次
第1部 研究の現状(朝鮮における植民地官僚-研究の現状と課題
台湾植民地官僚制について)
第2部 植民地官僚の出自(植民地朝鮮出身者の官界進出-京城帝国大学法文学部を中心に
朝鮮総督府官僚守屋栄夫と「文化政治」-守屋日記を中心に)
第3部 植民地官僚と政策形成(書房・義塾参考書の制定過程にみる台湾の植民地的近代教育の形成
朝鮮総督府・鉱務官僚と朝鮮鉱業会-両大戦間期における鉱業保護奨励策を中心に ほか)
第4部 植民地官僚のメンタリティーと政策思想(朝鮮総督府官僚・鈴木穆論-その軌跡とメンタリティーをめぐって
石塚英蔵総督の台湾統治改革構想-台湾経験から見る郡警分離問題 ほか)
第5部 「帝国」と植民地官僚(田中義一内閣時の朝鮮総督府官制改定問題と倉富勇三郎
政党内閣期における植民地統治-植民地長官人事を手掛かりとして ほか)
上記内容は本書刊行時のものです。