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関西モダニズム再考
発行:思文閣
縦220mm
573, 27ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2008年1月
- 登録日
- 2017年3月27日
- 最終更新日
- 2017年3月27日
紹介
本書では「近代」の問いなおしという思想状況を真摯に受けとめ、もう一段階視野を深めて、日本の近代化が提起した諸問題を、「関西モダニズム」の視点から考察した。
目次
「阪神間モダニズム」の社会的基調
琵琶湖疎水のモダニティ-初期電気事業における先見性
平生釟三郎日記に見る関西のモダニズム
前川國男と日本近代建築
大衆女性雑誌における競合的消費主義
歌人前川佐美雄の場合
梶井基次郎「檸檬」に見る大正末・モダン京都-『京都日出新聞』の紙面から
大阪におけるカフェ文化と文藝運動-明治末から大正初期を中心として
関西「マヴォ」について-牧寿雄と「マヴォ」関西支部
築地小劇場と関西新劇運動-ドイツ表現主義からの影響を中心に
関西モダニズムと西洋体験 画家たちとその周辺-一九〇〇年-一九三三年
橋本関雪とアジア
「阪神間モダニズム」における大衆文化の位相-宝塚少女歌劇と手塚治虫の漫画に関連して
モ-ニズムと伝統、もしくは「近代の超カ克」とは何か
上記内容は本書刊行時のものです。