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微熱期 峯澤典子(著/文) - 思潮社 【利用不可】
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微熱期
発行：思潮社
四六判
112ページ
定価
2,300円+税
- 初版年月日
- 2022年6月
- 書店発売日
- 2022年6月15日
- 登録日
- 2022年6月3日
- 最終更新日
- 2022年6月3日
紹介
通りすぎてゆく
夢から覚めたあとにはきまって、母から離れ、うまれてはじめてひとりで歩いた朝の小道を思いだします。つもったばかりの粉ゆきのうえにはちいさな生きものの足跡。小鳥、野兎、栗鼠、子狐。
（「ひとりあるき」）
みずからの居場所などはじめからもたずにてん、てん、と、かりそめの読点のように、非情な月日を通りぬけてゆくために。祈りのような歩行。5年ぶりの新詩集。組版・装幀＝片桐寿子、装画＝サカモトセイジ
上記内容は本書刊行時のものです。
