安全・安心の繁盛パン屋が教える 小さなパン屋さんで成功する方法 西島直孝(著) - 産学社
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安全・安心の繁盛パン屋が教える 小さなパン屋さんで成功する方法
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年3月31日
- 書店発売日
- 2023年3月20日
- 登録日
- 2023年1月14日
- 最終更新日
- 2023年3月19日
紹介
長崎市で膨張剤無添加のパン屋を経営しメディアにも露出が多い著者が、小さくても繁盛するパン屋を営む方法をイチから開業まで詳しく紹介。立地条件、物件探し、設備をどうするか等々、本気でパン屋を開業したい人にとっての入門書。
目次
はじめに
１章 コロナ禍でも生き残るパン屋になるには
❶本当はどうだった？ コロナ過のパン屋の売上げ／❷コロナで変わったパン屋の販売方法 通信販売・無人販売／❸コロナで変わったロス対策兼売上げアップ／❹コロナで生まれた社会貢献型パン屋／❺コロナ禍でも生き残るパン屋とは
２章 小さなパン屋出店・夢実現の第一歩
❶コンセプトって何？／❷コンセプトを考える上での基礎的知識／❸コンセプト設定の考え方／
❹小さなお店の経営戦略とは／❺ＵＳＰ（ユニークセリングプロポジション）を考えよう／
❻想いをカタチにする！ 理想のお店を書いてみよう（コンセプトシート記入）／
３章 絶対外せない、物件探し！
❶物件探しはスラムダンク／❷立地選びの落とし穴と物件選考方法／❸誰でもできる競合店調査方法・レシート調査／❹『お客様満足の方程式』を利用した競合店調査方法
４章 開業資金はどうする？
❶開業資金はいくら必要か？／❷不動産（物件）取得費用／❸パン専用機械購入費用／❹機械の購入方法について ／❺店舗デザイン（内外装・平面図）費用／❻開業費用・内外装費について／❼ 備品・消耗品費その他にかかる費用／❽開業資金の確保。融資を成功させる創業計画書（事業計画書）の作成ポイント／❾借りずにもらえる！ 開業資金の集め方。０円で開業する方法／
５章 夢に日付を！ 開業スケジュールを作ろう！
❶夢を現実にする！開業時期の決定／❷開業まで１８０日 市場調査／❸開業まで１６０日 コンセプト設定／❹開業まで１２０日 店舗・内外装計画／❺開業まで80日 工事業者決定・発注・工事開始／❻開業まで60日 保健所・消防署事前確認など／❼開業まで30日 許認可申請・店舗計画修正・中間工事チェック／❽開業まで２週間 機械搬入・客席家具搬入・店舗設備完成・保健所検査・消防検査／❾開業まで１週間 各機械試運転・商品試作・什器搬入・店舗引き渡し、開店前チェック／❿オープン前日・オープン日にするべきこと
６章 コンセプトと連動したオリジナル販売促進で売上げを上げる
❶販売促進とは需要を刺激すること ／❷知らないうちに買っていた。身近にある販売促進による消費活動／❸これだけはやっておきたい販売促進／❹「ニュースリリース」の書き方／❺一番の販売促進はコンセプトと連動した内部充実
７章 売上げを安定させ利益を出すためにオープン前後にすること
❶ オープン前レセプション・近隣挨拶で見込み客を獲得する／❷オープン日プレゼントで地域住民の心をつかむ／❸オープン日の売上げで年間売上げを予測し販売計画を立てる／❹『パン作成リスト』で計画的な製造を行ない、「発注基準書」でチャンスロス・過発注ロスを防止しよう！／❺作業工程表で１日のスケジュールをマニュアル化し、労働生産性を上げよう！／❻ＳＮＳを使いお客様との関係性を作りリピーターにする／
８章 これだけは知っておきたい経営者としてするべきこと
❶店を運営するには３つの管理「売上管理・計数管理・営業管理」を理解する！／❷損益計算書を理解しよう／❸パン屋経営はあなたの「人となり」経営理念を持とう／❹地域・社会貢献を考えよう
版元から一言
一度きりの人生！自分のやりたいことをやろう！
「やりたいことを仕事にする」そんな言葉を世の中でよく耳にするようになり、７・８年経った感覚があります（普遍的にはありますが）。
私の創業に関して言えば、福岡大学卒業後、新卒で長崎のホテル業で働き、その会社がＦＣでやっていた「びっくりドンキー」でナショナルチェーンの仕組みを学んだ後、長崎で飲食店形態で独立開業しました。この時には、今のように「やりたいことを仕事にする」という言葉は私の中には正直ありませんでした。なぜなら、「ナショナルチェーンで学んだ方法を自分で試してみたい！
必ず自分のお店を持って成功する！」という意志が当然のものとしてあり、自分が独立開業することが疑うことなく当然のことだと思っていたからです。
昔のような終身雇用は約束されない世の中となり、予期せぬパンデミック・コロナウイルスによって、働き方や生活様式の変化に伴い外食産業・中食産業は大きな変化の中にあります。
約25年続くデフレに消費税の増税。ロシアのウクライナ侵攻による物価上昇。
いろいろなことが重なり息が詰まりそうな世の中ですが、私たちは生きていかなくてはなりません。そうだとすれば、どうせ生きていくなら「自分のやりたいことを仕事にして自分の人生を楽しむ」方がいいに決まってます。
ウィズコロナの今、私のところには多くの「パン屋開業に関する相談」が来ます。それは本業としてやりたい人、副業としてやりたい人、さまざまです。パン屋の開業支援業者は全国で有名な大手や小規模でやっているところ数社がありますが、わたしの「パン屋開業支援 石窯工房あぐり」への問い合わせも数多くあります。日本国内は北海道から沖縄まで、世界ではニューヨーク・シアトル・中国・韓国からも受け入れ、パン屋開業支援を行なっています。なぜ私のところが選ばれるかというと、「お客様の立場に立ったパン屋開業支援」を行っているからです。
令和になっても変わらない。閉鎖的なパン業界！
「お客様の立場に立ったパン屋開業支援」のひとつが、「製パン技術のシステム化と共有」です。令和になった今でも、「製パン技術」を習得するには店舗に勤務して、10年ほどの時間が必要です。店舗に入る以外技術習得は無理ですし、本当の核心の部分は教えてもらえません。わたしが飲食店からパン屋に変わるときも、「お金を払うので教えてほしい」と言っても誰も教えてくれませんでした。ですから、ナショナルチェーンで培った仕組み作りを製パンに応用し、製パン技術をシステム化することで「教えてほしい人にきちんとした職人の技術を５日間・10日間で修得できるシステム」を作ったのです。
ほかの開業支援業者は、開業支援でお店をプロデュースする場合、１件につき２０００万円ほど費用がかかるなど高額です。開業費用をなるべく低くして、店舗を運営する費用に充てた方がいいので、わたしのパン屋開業支援費用は製パン技術習得だけなら数十万しかかかりません。
あくまでも私に関わったお客様が幸せになること。そして成功することで私が教える「膨張剤を使わない無添加生地のパン」が全国各地に広がり、アレルギー者が少なくなったり、その地域・社会に貢献できればと思っているからです。
本書を手に取る方々が「自分のやりたいことを仕事にして、そのことで地域社会に貢献できる」そんなことができたら、人生は必ず楽しくなります! !
本書では、先ほど取り上げた「ナショナルチェーンの仕組みの応用での製パンシステムの構築」と同様、私の今までの「パン屋開業支援ノウハウ」をシステム化して、「パン屋を開業するための今の時流の最新情報」「パン屋開業するための準備のすべて」「パン屋開業するために必要な知識」
を網羅して、パン屋を開業するためのすべての準備をこの一冊で理解することができるようにまとめています。分のやりたいことを仕事にする」そのことで自分の人生を素晴らしいものにする！
自分のために、そしてオープン後のお客様のために、一歩を踏み出しましょう！「自分のやりたいことを仕事にする」そのことで自分の人生を素晴らしいものにする！自分のために、そしてオープン後のお客様のために、一歩を踏み出しましょう！
いつでも応援しています。
上記内容は本書刊行時のものです。
