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ようこそ、2050年の東京へ 榊淳司(著/文) - イースト・プレス
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イースト新書

ようこそ、2050年の東京へ 生き残る不動産 廃墟になる不動産

新書判
200ページ
定価 860円+税
ISBN
9784781651286
Cコード
C0230
一般 新書 社会科学総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年12月10日
書店発売日
登録日
2020年10月1日
最終更新日
2020年11月11日
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書評掲載情報

2021-01-10 産經新聞  朝刊

紹介

「オフィス需要」が減っても価値ある街と不動産とは?
○「歩きたくなる個性ある街」(=銀座、新宿、渋谷、上野……)
○「無機質に続く人工的な街」(=湾岸エリア、国道16号沿線…)
この差がどのような影響をもたらすのか?
これから東京は、拡大から縮小に転じ、「爛熟」が始まる。
衰退が避けられない日本で、東京は「ハレの場」として輝く!

〈内容紹介〉
 東京にとって1960年から90年は、「高度経済成長」による拡大・発展の30年間だった。それから現在までは「失われた20年」を経て、停滞する30年間を過ごした。では、成長を期待できない日本において、首都・東京が歩むこれからの30年とは?
 いよいよ東京でも進んでいく人口減少・高齢化、ワークスタイルの変化によるオフィス需要の激減、経年劣化するマンション崩壊の危機、空き家問題とシャッター商店の増大……数々の困難を乗り越え、インバウンドを取りこみながら、東京は文化・芸術・遊楽の街として生き残る! 人気住宅ジャーナリストによる、2050年までの「東京」未来予想図。

目次

はじめに 

第一章 一九六〇年からの成長期、一九九〇年からの成熟期 
駆けずり回った一九九〇年の記憶をたどると…… 
三〇年で東京は、変わったようで変わってない? 
人工的な西新宿・超高層ビル街の思い出 
街の「個性」はいかにして生まれるか? 
一九六〇年から九〇年の間には、「高度成長」と「バブル」があった 
日本は本格的な人口減少期に入る 
地方の活気を奪いつつ、東京は繁栄の火を絶やさない 
資本主義は常に投資先の「フロンティア」を求めるが…… 
世界規模での経済停滞の中で日本は?

第二章 これから三〇年で東京の風景はどう変わるか 
一九九〇年時点で完成していた東京のインフラ 
近代都市・東京の「収縮」が始まる 
「建て替え」におけるオフィスとマンションの違い 
なぜ都心以外はマンション建て替えが不可能なのか? 
さらに厄介な「タワーマンション」の存在 
タワマンは「廃墟」の危機を迎える 
「アンティーク化したマンション」という新しい価値を 
「再開発」が終わったあとの光景とは? 
開発の不運を背負った街「江東区有明」 
「幕張ベイタウン」は成功か、失敗か? 
ニュータウン的な開発は「負の遺産」を増やすだけ 
「一六号線沿線」の街がつまらない理由 
テレワークによって「オフィスの必要性」が希薄化 
新型コロナウイルスは「住む場所選び」を変えた 
二〇五〇年には日本国中が通勤圏に? 

第三章 不動産は二〇五〇年に向かってどう動くか 
これから起こるオフィス需要の「玉突き現象」 
東京に大学キャンパスは必要か? 
 港区や千代田区の不動産価値は変わらない 
 「ハワイに住んで月一回東京に行く」という働き方も可能に 
田園都市線がダメで、東横線がOKな事情 
 山手線内北側の住宅価格は、今よりも安くなる 
 トラディショナルな中央区は安定だが、湾岸エリアは…… 
 城南エリアは〇、城西エリアは△である理由 
 城北エリアは二〇五〇年も「住みやすい」エリアだが…… 
 城東エリアは地味ながら、近郊ならではのポテンシャルも
シャッター商店は「空家問題」にもつながる
二〇五〇年には食品スーパーさえ不要になる? 
「ムサコ」に見るタワマン住民の行方 
 「地上げ」は街の再生に役立つ、という現実 

第四章 東京は「ハレ」の場所として輝く
ビジネス街から、文化・芸術・遊楽の街へ 
なぜ東京ではかくも文化が育ちやすいのか? 
 「文化文政時代」の空気に似る 
 日本のサブカルは外貨の稼ぎ頭か? 
 世界有数の豊かな観光資源を持つ日本 
 東京は「ハレの場」として特別な街となる 
 
第五章インバウンドを魅了する東京 
三〇年後の東京の主役は、今の小学生たち 
 AIには生身の人間の魅力は超えられない 
「おうちダイレクト」はなぜ失敗に終わったのか? 
 人間が街を楽しむ基本は「歩ける範囲」 
二〇五〇年には後期高齢者も情報端末を使いこなす 
 キレイゴトのSDGsよりも、地に足を着けて高齢者住宅の充実を 
 日本は世界で最も美味しいものが安く食べられる国に 
 そもそも東京は何でもない海辺の荒れ地だった 
 なぜ徳川家康は「江戸」を本拠にしたのか? 
 江戸文化の土壌は、豊かな食事情と武家の秩序 
 大人になっていった東京の街 
 これから東京は、外国人をワクワクさせていく 
 
おわりに 

コラム① 異次元金融緩和が生んだ「局地バブル」とこの先の三〇年 
コラム② 二〇五〇年に「山手線の嫌われ駅」は変わっているか? 

著者プロフィール

榊淳司  (サカキアツシ)  (著/文

榊淳司(さかき・あつし)
住宅ジャーナリスト。1962年京都府生まれ。同志社大学法学部および慶應義塾大学文学部卒業。1980年代後半からマンションの広告制作や販売戦略立案などを手がける。現在は、一般ユーザーを対象にした住宅購入セミナーを開催するほか、新聞や雑誌などに多くの記事を執筆。著書に『2025年 東京不動産大暴落』『すべてのマンションは廃墟になる』(ともにイースト新書)、『マンションは日本人を幸せにするか』『限界のタワーマンション』(ともに集英社新書)、監修に『コロナパニック最前線 不動産大暴落がはじまった』(宝島社)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。