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イースト新書
タダより高いものはない
発行:イースト・プレス
縦180mm
255ページ
価格情報なし
- ISBN
- 978-4-7816-5088-3
- 初版年月日
- 2017年8月
- 登録日
- 2017年10月1日
- 最終更新日
- 2017年10月1日
書評掲載情報
2017-10-01 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
紹介
教育や医療がタダになる、「国の借金」がゼロになる、補助金で生活が豊かになる…そういった政策を唱えている政治家に投票すれば、みなさんの将来不安はゼロになるだろう。だが、それらは絵空事だ。往々にして財務省の意を酌んだ耳当たりのよい甘言にすぎない。経済学的に思考すれば、回りまわって国民負担の増大という結果に終わる。無料で、あるいは安価で何かを提供してくれるという話には、必ず小さな文字で但書がついている。「知らなかった」「聞いてなかった」と後悔したときには手遅れなのだ。賢明なる日本国民よ、この不都合な現実を直視せよ。
目次
第1部 国民生活編(教育費がタダになる話
努力ゼロで最低賃金が上がる話
リスクなしで元本が保証される話
老後の住居費がゼロになる話
医療費がタダになる話
年金を払わなくてよくなる話)
第2部 経済政策編(「国の借金」がなくなる話
郵政民営化阻止で外資を退治する話
TPP阻止で国益を守る話
補助金をバラまいて地方を再生する話)
上記内容は本書刊行時のものです。