..
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
注文電話番号:
注文FAX番号:
注文サイト:
ペイント
発行:イースト・プレス
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ16mm
重さ 240g
224ページ
定価
1,500円+税
- 初版年月日
- 2021年11月17日
- 書店発売日
- 2021年11月17日
- 登録日
- 2021年8月31日
- 最終更新日
- 2022年9月15日
書評掲載情報
2022-02-06 |
読売新聞
朝刊 評者: 南沢奈央(女優) |
MORE | |
LESS |
紹介
「君たちは、親を選べる子どもなんだよ」
「アーモンド」に続く「チャンビ青少年文学賞」受賞作。
韓国で25万部。ブレイディみかこ氏推薦。
「子どもに親を選ぶことができたら。人類の究極の「IF」に挑んだティーン小説。
大人こそ読んでこころの準備をしておいたほうがいい」
事情により子どもを育てられなくなった親が、子どもを預ける「NCセンター」が設立された近未来。そこでは子どもが親を選ぶ面接「ペイント(ペアレントインタビュー)」が行われている。そんなNCセンターに在籍する17歳の少年ジェヌが、この物語の主人公。
20歳のセンター退所期限までに親をみつけなれば、センター出身という経歴がIDカードに刻まれる。過去にNCセンター出身者による犯罪が行われたことで、社会にはNCセンター出身者への偏見が存在し、その経歴が刻まれないよう、子どもたちは必死にペイントを続けている。
しかし、ペイントにやってくる親候補の多くは、養子縁組することで受け取れる福利厚生が目的。親候補たちのとりつくろった笑顔と、透けて見える本音を、ジェヌは瞬時に見抜いてしまう。
NCセンターの退所期限を3年後に控えたジェヌは、ペイントをしながら、親や家族という存在について思索し、自分の進む道をつかもうとする。
目次
<目次>
ジェヌ、301です
父母面接を始めます
いったいどんなヤツ紹介されたんだよ?
IDカードの番号
大人だからって、みんなが大人っぽい必要ありますか
お前は、自分の思い通りに生きると思ってんだろうな
自分のためだ、自分のため
あの噂、聞いた?
待ってるからね、友達
Parents' Children
最後に聞いてもいいですか?
日本の読者のみなさんへ
訳者あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。