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フェスとデモを進化させる 大久保青志(著/文) - イースト・プレス
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フェスとデモを進化させる (フェストデモヲシンカサセル) 「音楽に政治を持ち込むな」ってなんだ!? (オンガクニセイジヲモチコムナッテナンダ)

社会一般
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四六判
縦188mm 横128mm 厚さ18mm
重さ 282g
224ページ
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-7816-1967-5   COPY
ISBN 13
9784781619675   COPY
ISBN 10h
4-7816-1967-3   COPY
ISBN 10
4781619673   COPY
出版者記号
7816   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年4月19日
書店発売日
登録日
2020年12月23日
最終更新日
2022年9月15日
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紹介

『ロッキング・オン』創刊、内田裕也マネージャー、ブルーハーツ・尾崎豊・浜田省吾を反核フェスにブッキング、フジロック「アトミック・カフェ」主催、「さようなら原発」10万人集会の運営。

「音楽と政治の融合」を通じて語られる新たなる音楽史。

「市民運動と音楽ファンがクロスする新しい動きを作った中心が大久保さんだった」――津田大介(「アトミック・カフェ」司会)

「古い友人で尊敬できる人間。俺は大久保みたいにはできないもん」――日高正博(フジロック・フェスティバル主催)


アトミック・カフェのデモでは、ブルーハーツが先頭に立ってアコースティック・ギターを弾きながら歌ったりもしていたし、まさにサウンドデモの走りだった。それはSEALDsや反原連とかの運動にも繋がっている、と僕は思ってるんだけどね。
(本文より)
『ロッキング・オン』創刊、内田裕也マネージャー、ブルーハーツ・尾崎豊・浜田省吾を反核フェスにブッキング、フジロック「アトミック・カフェ」主催、「さようなら原発」10万人集会の運営。

「音楽と政治の融合」を通じて語られる新たなる音楽史。

「市民運動と音楽ファンがクロスする新しい動きを作った中心が大久保さんだった」――津田大介(「アトミック・カフェ」司会)

「古い友人で尊敬できる人間。俺は大久保みたいにはできないもん」――日高正博(フジロック・フェスティバル主催)


アトミック・カフェのデモでは、ブルーハーツが先頭に立ってアコースティック・ギターを弾きながら歌ったりもしていたし、まさにサウンドデモの走りだった。それはSEALDsや反原連とかの運動にも繋がっている、と僕は思ってるんだけどね。
(本文より)

目次

はじめに 音楽と政治の平和なシナジーを目指して
第1章 音楽とフェスに社会的メッセージを
「社会性を持ったフェス」フジロックの立ち上げ
なぜ日本のミュージシャンは政治的発言を避けるのか?
日本初、政治と音楽の合体フェスティバル
野音のステージから飛び降りた尾崎豊
尾崎豊インタビュー
渋谷東映の椅子破壊、野音炎上で始末書
ブルーハーツがアコギでパレードを先導
「プロ市民」だけでやっていても広がらない!
「ロッキング・オン」の創刊同人になった
デビュー直後のユーミンを学園祭に呼ぶ
バースデーソングとスナフキン
正気の沙汰ではない郡山ワンステップ・フェスティバル
イベントは無理無益こそが素晴らしい
内田裕也の葬儀で思ったこと
内田裕也のマネージャー時代
「日本のバンドを海外のバンドと対等に扱え」
窮地を救うのはいつも樹木希林
日本語ロック論争と内田裕也への曲解を正す
ロックンロール好き・フォーク嫌い・イベント好きで裏方志向
「キケンするならROCKにヨロシク!」

[特別対談] 津田大介 × 大久保青志
芸術を怖がっているのは誰なのか?

第2章 デモと政治をフェス化する
保坂展人との出会いから政治の世界へ
「お尻を出した女性が踊るとは何事だ!」
土井たか子だけが市民運動に理解があった
「お前が出ろ」と担がれて、都議にトップ当選
わんにゃん議員とヤジられて
海外視察で実感した日本の浅い民主主義
森田健作は応援できない!
スティングに対する環境庁の残念な態度
野党が与党になって面喰らう
ドブ板スタイルになじまず、4年で議員生活終了
落選したらどうやって暮らすのか?
新党立ち上げで「リベラル」という言葉を使う
辻元清美の政策秘書、国交省に出入りする日々
音楽業界と政界の人脈を生かして

第3章 フェス・デモ仕切りの法則
デモのプロ「レーベン企画」とは
日本初の政治集会専門イベンター
5万人規模の集会をどう仕切る?
ロック・フェスのノウハウを踏襲して
国会前の抗議スピーカーはどこに設置する?
右翼の妨害に対応する
10万人が集まったら?
街宣車、用意できます

[特別対談] 日高正博 × 大久保青志
フェス主催者の責任と覚悟

第4章 運動にはかっこよさと美しさが必要だ
祖父の仕事は音楽家を守ることだった
「お前、なんでグレなかったの?」
「東大闘争」の演説で運動に目覚める
運動にだって、かっこよさとか美しさが必要だろ?

著者プロフィール

大久保青志  (オオクボセイジ)  (著/文

大久保青志(おおくぼせいし) 
1951年、東京生まれ。市民活動家。音楽フェスから政治デモまでを担うイベンター。音楽家の権益を擁護する社団法人「日本演奏連盟」事務局長の祖父の元で育つ。20歳で渋谷陽一らと『ロッキング・オン』を創刊。在社中に内田裕也のマネージャーに抜擢され、日本初のロックフェス「郡山ワンステップ・フェスティバル」を主軸スタッフとして開催。1984年には、政治と音楽合体の野外イベント「アトミック・カフェ・ミュージック・フェスティバル」を主催。ブルーハーツや尾崎豊などの賛同を得て、日本ロック史に先鞭を記した。その後、刷新を図る社会党で土井たか子の秘書となり、1989年、東京都議会議員にトップ当選。人権擁護、環境保護、原発反対など、政治家既得利権とは一線を画したテーマを推進。國弘正雄、保坂展人、辻元清美の政策秘書なども務めた。2011年の東日本大震災を機に、音楽フェスと政治デモに特化したイベント会社「レーベン企画」の社長就任。直後の反原発集会には代々木に10万人以上を集めた。幅広い交友と人脈を生かして、現在はフジロック・フェスティバルのNGOヴィレッジ村長。

上記内容は本書刊行時のものです。