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生きる職場 小さなエビ工場の人を縛らない働き方
発行:イースト・プレス
四六判
縦200mm
216ページ
定価
1,500円+税
- ISBN
- 9784781615202
- Cコード
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C0034
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一般 単行本 経営
- 初版年月日
- 2017年4月
- 書店発売日
- 2017年4月17日
- 登録日
- 2017年6月26日
- 最終更新日
- 2017年6月26日
書評掲載情報
2017-07-09 |
朝日新聞
朝刊 評者: 宮田珠己(エッセイスト) |
紹介
品質・作業効率が向上
離職率・人件費が減少
好きな日に働く、嫌いな仕事はやらない……
人に優しい働き方の先にあったのは
想像を超えたプラスの循環だった
テレビ朝日「報道ステーション」「羽鳥慎一 モーニングショー」、TBS系「白熱ライブビビット」、フジテレビ系「クイズやさしいね」、文化放送「日曜はがんばらない」、朝日新聞夕刊一面、各地方紙など多数メディアで紹介!
「出退勤時間は自由」「嫌いな作業はやらなくてよい」など、非常識とも思える数々の取り組みが、いま大きな共感を呼んでいる。そして、その先にはあったのは思いもしなかった利益を生むプラスの循環だった。
2011年3月11日14時46分、東日本大震災。石巻のエビ工場と店舗は津波ですべて流された。追い打ちをかけるような福島第一原発事故。ジレンマのなか工場の大阪移転を決意する。債務総額1億4000万円からの再起。
人の生死を目の前にして考えたのは、「生きる」「死ぬ」「育てる」などシンプルなこと。そしてそれを支える「働く」ということ。自分も従業員も生きるための職場で苦しんではいないだろうか。
そんななかで考え出したのが「フリースケジュール」という自分の生活を大事にした働き方。好きな日に出勤でき、欠勤を会社へ連絡する必要もない。そもそも当日欠勤という概念すらない。
これは、「縛り」「疑い」「争う」ことに抗い始めた小さなエビ工場の新しい働き方への挑戦の記録である。
上記内容は本書刊行時のものです。