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雨蛙 鈴木すぐる(著/文) - ふらんす堂 【利用可】
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在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
直接取引:あり
雨蛙
四六判
価格
2,600円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2024年2月26日
- 登録日
- 2024年1月31日
- 最終更新日
- 2024年2月8日
紹介
◆第三句集
あけぼのや声を揃へて雨蛙
仲間と何度も吟行の旅をし、有馬朗人・深見けん二師の許で俳句を続けられたことは、二人の師を失った今はなお更、この上のない幸せな時期であったと思える。
（あとがき）
◆自選十句
入口に風の集まる風鈴屋
眼裏の痛くなるほど曼珠沙華
胸元の光をたぐり鴨泳ぐ
垂れこめる雲押し上げて雨蛙
影引いて山茶花のよく散る日かな
隠しやうなき風邪声を労はらる
たましひの動きはじめし蝌蚪の紐
みちのくの落ちて来さうな星月夜
雲白し空が青しとラムネ呑む
麻酔薬おぼろへ沈む手術台
上記内容は本書刊行時のものです。
