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どこにいても日が暮れる 小松宏佳(著/文) - ふらんす堂
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どこにいても日が暮れる (ドコニイテモヒガクレル)

文芸
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発行:ふらんす堂
四六判
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-7814-1099-9   COPY
ISBN 13
9784781410999   COPY
ISBN 10h
4-7814-1099-5   COPY
ISBN 10
4781410995   COPY
出版者記号
7814   COPY
Cコード
C0092  
0:一般 0:単行本 92:日本文学詩歌
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2018年9月7日
最終更新日
2018年9月20日
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紹介

◆第一詩集
無造作そうでいて勘所はしっかりと押さえて、自他の感情を大切にする。生きてきた時間を感じさせながら、それに縛られていない。まさに地に立ちながら空を飛んでいるという離れ技をやってのけている痛快な詩集だ。
(栞より・福間健二)

町並みと空気とコトバと髪の毛と、すべてのものが溶け合いながら外に広がっていく、カラダが常に呼吸している、それが小松宏佳にとっては重要なのだ。そこでは時間が空間化され、空間が時間化され、周囲の人間に親しい犬や猫や、花鳥風月が首飾りの糸となって、どちらが彼女であるか見分けがつかないほどに自由な時空が、出現している。
(栞より・笠井叡)

◆収録作品より
どこにいても日が暮れる。
お寺の鐘が鳴り、カラスは一緒に帰りましょう、と啼く。
日の暮れと鐘とカラスは、わたしの身に起きた母という箱を見送る。
ときに、高速道路の高架下に、ながい横断歩道があった。
(「おおきなへや」より)

上記内容は本書刊行時のものです。