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文芸
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発行:ふらんす堂
四六判
216ページ
並製
価格 2,400円+税
ISBN
978-4-7814-0981-8   COPY
ISBN 13
9784781409818   COPY
ISBN 10h
4-7814-0981-4   COPY
ISBN 10
4781409814   COPY
出版者記号
7814   COPY
Cコード
C0092  
0:一般 0:単行本 92:日本文学詩歌
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2017年8月2日
最終更新日
2017年9月6日
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書評掲載情報

2017-12-30 日本経済新聞  朝刊
評者: 仁平勝(俳人)
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紹介

◆第一句集
時に心へ時に人へ時に自己愛へとふり注ぐ眼差しは鋭くまた優しい。彼にしか見えないもの彼にしか興味の湧かないもの、しかし一旦作品になってしまうとその世界は人を覆い尽くすぐらい魅力的だ。今の若さは更に感受性を増してゆくものと私は確信している。今しか詠えないものはこの句集の中に沢山入っているが未来の作品を読みたくなるのは私だけではない筈。ナイーブでアニミズムの最先端を開拓してゆく力のある一書だ。
(星野高士)


◆自選十二句より
弁当の醤油の余る小春かな
年用意聖夜の飾り取ることも
湖を船は出られず細雪
古草の高さに風の吹いてをり
春光や飯にかけたる塩見えず
壺焼に炎の先の触れにけり
月光の濁りつつある船料理
葛餅の蜜の届かぬ角三つ
梅の無きところ反りをり梅莚
頂へ手摺の続く涼しさよ

目次

序 佐藤郁良

序章
第一章 裏側の音 15
第二章 喫水線 49
第三章 すまし汁 79
第四章 一斗缶 109
第五章 いつの間にやら 139
第六章 根の先 171

跋 櫂未知子
あとがき

著者プロフィール

小野あらた  (著/文

一九九三年 埼玉県生まれ。
二〇〇六年 開成中学俳句部に入部。
二〇一〇年 石田波郷新人賞を受賞。
二〇一一年 「銀化」入会。
同年 「玉藻」入会。
二〇一三年 「群青」の発起に参加。

上記内容は本書刊行時のものです。