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思ってます 池田 澄子(著) - ふらんす堂
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直接取引:あり
思ってます
四六判
210ページ
並製
価格
2,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2016年7月
- 書店発売日
- 2016年7月24日
- 登録日
- 2016年7月14日
- 最終更新日
- 2016年7月26日
書評掲載情報
| 2016-12-25 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 小川軽舟（俳人） |
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紹介
◆第六句集
思えば物心付いて以来、当然のことながらいつも何かを思っていた。
が、思いは、ほぼ何の役にも立たない。
（あとがきより）
◆自選十五句より
人たちよ駅に寒しと相知らず
籠に蜜柑テレビのテロップに「爆破」
年越し蕎麦の蕎麦湯暗渠に合流す
此処あったかいよとコンビニエンスストアの灯
心配をしながらリラを嗅いでいた
夜目遠目染井吉野は花ばかり
アマリリスあしたあたしは雨でも行く
河骨や大人になり老人になり
夕凪や寄港のたびに船古び
わが晩年などと気取りてあぁ暑し
目次
思ってます 5
ひとりのとき 31
居る 59
あーだこーだ 85
此処 113
ともしび 139
幸いなれ 169
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。
