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税理士試験教科書 相続税法Ⅲ 応用編【2020年度版】
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2019年12月15日
- 書店発売日
- 2019年12月18日
- 登録日
- 2019年10月28日
- 最終更新日
- 2022年8月12日
紹介
講師による執筆・監修/税理士試験対策の学習教材シリーズ
●学習書としてのメリット
本書は、独学者でもしっかり学べて
確実に合格できる教材づくりをコンセプトに、
長年受験講座で指導をしてきた講師が自ら執筆・監修した学習教材です。
税理士試験の幅広い出題範囲を網羅し、
最新の出題傾向や最新の法令等に基づいて作成しているため、
税理士試験対策として最適な学習教材となっています。
●本書のメリット
受験生が段階的かつ効率的に学習を進められるよう
「基礎導入編」「基礎完成編」「応用編」の
3部構成としています。
内容説明では、側注部分に講師からの補足説明を数多く記載し、
受験生の疑問を未然に解決するとともに、
より理解を深めることができるよう工夫しました。
また、学習途中において独学から講座受講に変更したい場合でも、
スムーズにその切り替えができるよう
受験講座の学習カリキュラムの進行に合わせて教材を作成しました。
●本書の学習内容
応用編の学習では、基礎完成編の
財産評価(宅地等・家屋や上場株式の評価)に加え、
さらにその他の財産評価について学習を進めていきます。
Cha2「財産評価Ⅱ」とCha7「取引相場のない株式」の評価については、
試験の合否に直結する重要項目ですので、
応用編の問題集も活用しながら万全な試験対策を行うことが大切です。
他にも、みなし取得財産や小規模宅地等の特例について、
追加学習をしていきます。
また、教科書の後半では申告・納付や納税猶予制度など
理論対策として必要な項目も学習します。
理論集とあわせて、その理解と理論暗記を進めてください。
●改訂について
本書は、2019年7月1日現在の施行法令に基づいて作成しています。
目次
本書の構成・特長
著者からの学習アドバイス
2020年度試験向け 税理士講座 相続税法日程表
税理士資格を目指す魅力
試験概要
Chapter 1 相続税の納税義務者Ⅲ
Section 1 相続税の納税義務者3
Section 2 国外転出等があった場合の納税義務者の判定
Chapter 2 財産評価Ⅲ
Section 1 邦貨換算
Section 2 公社債
Section 3 貸付信託・投資信託等
Section 4 預貯金
Section 5 貸付金債権等
Section 6 受取手形等
Section 7 ゴルフ会員権
Section 8 動産等
Section 9 たな卸資産等
Section 10 構築物
Section 11 家屋及び家屋の上に存する権利2
Section 12 不整形地等
Section 13 がけ地等を有する宅地
Section 14 土砂災害特別警戒区域にある宅地
Section 15 容積率の異なる2以上の地域にわたる宅地
Section 16 私道の用に供されている宅地
Section 17 土地区画整理事業施工中の宅地
Section 18 造成中の宅地
Section 19 地積規模の大きな宅地
Section 20 セットバックを必要とする宅地
Section 21 都市計画道路予定地の区域内にある宅地
Section 22 農地・山林・立木
Section 23 相当の地代
Section 24 定期借地権等
Section 25 使用貸借2
Chapter 3 みなし取得財産Ⅱ
Section 1 生命保険金等2
Section 2 生命保険金等の評価
Section 3 生命保険契約に関する権利
Section 4 定期金に関する権利
Section 5 保証期間付定期金に関する権利
Section 6 契約に基づかない定期金に関する権利
Chapter 4 未分割遺産に対する課税
Section 1 未分割遺産の取扱い
Section 2 未分割立木がある場合
Section 3 配偶者の税額軽減2
Chapter 5 小規模宅地等の特例Ⅱ
Section 1 特例対象宅地等の要件2
Section 2 減額金額の計算2
Section 3 措置法通達に規定されている項目
Chapter 6 特定計画山林の特例
Section 1 特定計画山林の特例
Chapter 7 取引相場のない株式
Section 1 株主区分と評価方式
Section 2 会社規模の区分に応じた評価方法
Section 3 類似業種比準価額
Section 4 純資産価額
Section 5 配当還元価額
Section 6 株式及び株式に関する権利2
Section 7 類似業種比準価額・株式の価額の修正
Section 8 特定評価会社の株式
Chapter 8 申告・納付
Section 1 申告・納付の概要
Section 2 期限内申告
Section 3 期限後申告
Section 4 修正申告
Section 5 更正の請求
Chapter 9 延納
Section 1 延納制度
Section 2 延納に係る利子税
Chapter 10 納税猶予及び免除
Section 1 農地等についての贈与税の納税猶予及び免除
Section 2 農地等についての相続税の納税猶予及び免除
Section 3 非上場株式等についての贈与税の納税猶予及び免除 10-20
Section 4 非上場株式等についての相続税の納税猶予及び免除 10-32
Section 5 非上場株式等についての納税猶予及び免除の特例
Section 6 個人の事業用資産についての贈与税の納税猶予及び免除
Section 7 個人の事業用資産についての相続税の納税猶予及び免除
前書きなど
本書を手にしたみなさんの多くは、
税理士試験の会計科目(簿記論、財務諸表論)の受験をされた方や
無事合格された方だと思います。
よくぞ、ここまで来られました!
そして、いよいよ税法科目の学習をはじめようとされる方に
あらためて伝えておきたいことがあります。
それは、税理士とは
「税法のプロフェッショナルであり、法律家である」
ということです。
ですから、税法の学習は税理士への
真の第一歩を踏み出したことになります。
ここからまた気を引き締めていけば、
税理士試験の合格も間近です。
さて、ネットスクールでは税理士試験を目指す方への
資格支援の学校として、画期的なことを行いました。
それは、本来、高額な受講料を払ってのみ手にすることのできる
講座使用教材を書店やネットショップで市販することでした。
これにより、独学者にも平等に
合格を目指す機会を提供することができましたし、
また、独学者が同じ教材を使用して講座学習に切り替えられるという
利便性を高めることができました。
一方で、講座使用教材を誰もが購入できるということは、
講座の付加価値の希薄化を招き、
さらには講座のノウハウの流出というリスクも
抱えてしまうことになりかねません。
しかしそれでも、人生を賭けてチャレンジする
受験生にとってよりよい教材は生命線であり、
その気持ちを想像したときに、
講座使用教材を市販することについて
一縷の迷いも生じることはありませんでした。
さらに言えば、講座のノウハウとして
主要な要素である講師からの説明を側注として書き添えることで、
独学でもより理解の深まる教科書に仕上げることに注力いたしました。
合格するための状況は我々が整えます。
みなさんは、この本で勇気を持って始め、本気で学んでください。
そうすれば、みなさん自身ばかりではなく、
みなさんの周りの人たちをも幸せにできる、そんな人生が開けてきます。
さあ、この一歩、いま踏み出しましょう!
税理士WEB講座
講師一同
上記内容は本書刊行時のものです。