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全経簿記能力検定試験公式テキスト1級原価計算・管理会計 田坂 公(監修) - ネットスクール出版
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全経簿記能力検定試験公式テキスト1級原価計算・管理会計 (ゼンケイボキノウリョクケンテイシケンコウシキテキストイッキュウゲンカケイサン カンリカイケイ)

資格・試験
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B5判
縦257mm 横182mm 厚さ11mm
276ページ
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-7810-0365-8   COPY
ISBN 13
9784781003658   COPY
ISBN 10h
4-7810-0365-6   COPY
ISBN 10
4781003656   COPY
出版者記号
7810   COPY
Cコード
C1034  
1:教養 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年3月19日
書店発売日
登録日
2024年1月12日
最終更新日
2024年3月21日
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紹介

 本書は公益社団法人全国経理教育協会が主催する簿記能力検定試験1級原価計算・管理会計(1級原価計算・工業簿記から科目名変更)の試験対策用として作成した『公式テキスト』です。
 2024年度(令和6年度)以降の出題範囲表に基づいた最新の内容を掲載しております。

 全経簿記能力検定は、将来、企業で経理事務を担当しようと考えている方に適した検定試験です。
 本書で取り扱う『1級原価計算・管理会計』は製造業の経理担当者・管理者を対象として、原価の意義や概念を理解したうえで、製造過程の帳簿および製造業の財務諸表の作成と利用に関する理解を問う試験となります。

 本書を通じて、製品原価計算のプロセスを学ぶ簿記ならびに原価の論理と処理を学ぶことができるようになっております。
 全経簿記能力検定1級原価計算・管理会計の合格を目指して、一緒に学習を進めていきましょう!
 なお、全経簿記能力検定の受験にあたっての最新情報は公益社団法人全国経理教育協会のホームページ( https://www.zenkei.or.jp/exam/bookkeeping )等をご確認ください。

 ≪本書の特長≫

 出題範囲表に基づいて、2級工業簿記の知識が身についた方がスムーズに学習が進められるように構成しております。
 検定試験対策として順序立てて構成し、項目(Section)ごとに重要度を5段階で表示することで学習のメリハリがつき、文章だけでは理解がしにくい箇所については図やイラストを用いて丁寧に説明しております。
 各Sectionの最後にはまとめとして押さえておきたいポイントを簡潔にまとめているため、学習内容を細かく整理しておさえることができます。

 なお、本書の各Chapterに準拠した問題集(全経簿記能力検定試験公式問題集1級原価計算・管理会計)をあわせてご利用いただくことにより、学習の効果がさらに高まります。
 公式テキストと公式問題集を併用し、全経簿記1級原価計算・管理会計の合格に必要な基礎を身につけましょう。

 ◆旧版からの改訂について◆
 令和6年度改定の簿記能力検定試験出題範囲に基づいて作成しており、また、最新の出題傾向に応じた本文の加筆・修正を行っております。
 また、出題範囲表に基づく主な改訂箇所(論点)は下記の通りです。
 ・総合原価計算における仕損品の評価の削除

目次

Chapter1 工業簿記と原価計算
Section1 工業簿記とは
Section2 原価計算とは

Chapter2 工業簿記の流れと原価の分類
Section1 工場で製品が作られるまで
Section2 原価の意義と分類
Section3 製造原価の分類

Chapter3 費目別計算
Section1 材料費会計
Section2 労務費会計
Section3 経費会計
Section4 製造間接費会計~2種類以上の製品を作っている場合~
Section5 予定消費額による計算
Section6 製造間接費予算
Section7 営業費会計
Section8 工業簿記の勘定連絡と財務諸表

Chapter4 総合原価計算の基礎
Section1 総合原価計算の計算方法
Section2 単純総合原価計算~1種類の製品の生産~
Section3 仕損・減損の処理
Section4 作業くず・副産物の処理

Chapter5 総合原価計算の応用
Section1 工程別総合原価計算
Section2 組別総合原価計算
Section3 等級別総合原価計算
Section4 連産品原価計算

Chapter6 工業簿記の財務諸表
Section1 損益計算書と貸借対照表
Section2 製造原価報告書

Chapter7 標準原価計算
Section1 標準原価計算のポイント
Section2 直接材料費・直接労務費の差異分析
Section3 製造間接費の差異分析
Section4 標準原価計算の記帳

Chapter8 直接原価計算
Section1 CVP分析
Section2 直接原価計算

Chapter9 本社工場会計
Section1 本社工場会計

Chapter10 個別原価計算の基礎
Section1 個別原価計算の方法
Section2 仕損・作業くずの会計処理

Chapter11 個別原価計算の応用
Section1 製造間接費の部門別計算
Section2 製造間接費の部門別予定配賦

巻末資料/原価計算基準

索引

前書きなど

 はしがき
 ―製品原価の計算を通じて利益を生み出し、ヒトの幸せを考えられる人をめざす―

 本書は、公益社団法人全国経理教育協会(いわゆる全経)・簿記能力検定試験(後援:文部科学省・日本簿記学会)1級:原価計算・管理会計の『公式テキスト』である。
 全経では、近年の経済・経営環境の変化に対応すべく、経営管理の基礎となる簿記ならびに会計の能力水準の見直し作業を行ってきた。直近では、令和6年度(2024年度)より簿記の出題基準が一部改定されることになっている。その詳細は、【令和6年度改定】簿記能力検定試験出題基準および合格者能力水準および【令和6年度】簿記能力検定試験出題範囲に掲載されている。
 資本主義社会において基本をなすのは、時代に合う工業製品を作ることであり、原価計算は、この製品原価を計数的に把握するツールである。たとえば「半導体」の計算である。したがって、われわれはこのツールを理解する必要がある。と同時に、この工業が資本主義体制の下に存在する以上、効率的に行われる必要がある。これをつかさどるのが管理会計の理論、論理である。つまり、原価計算と管理会計とは両輪の関係にある。
 1級:原価計算・管理会計の検定試験は、これらの技能を学習し、理解することを目的としている。
 なお、工的企業全体の運営においては、このための資金調達(場合によっては、余裕資金の運用)についても学ばねばならない。これは、全経簿記検定では「商業簿記・財務会計」の領域となる。商業簿記・財務会計の合格と一体となって、1級合格となる所以である。
 したがって、学徒は、本書と併せて、1級:商業簿記・財務会計『公式テキスト』『公式問題集』も手元におかねばならない。
 本テキストは、「出題範囲表」の下、製品原価計算のプロセスを学ぶ簿記ならびに原価の論理と処理を解説している。
 本テキストには『公式問題集』(1級:原価計算・管理会計)が別に刊行されている。併せて利用され、合格証書を手にされることを祈っている。

 元金融庁・公認会計士試験委員
 福岡大学教授・博士(経営学)
 田坂 公

旧版ISBN
9784781002354

上記内容は本書刊行時のものです。