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【電子書籍版】女子をこじらせて
.book(ドットブック)版
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2011年12月
- 書店発売日
- 2011年12月9日
- 登録日
- 2011年12月12日
- 最終更新日
- 2024年7月23日
紹介
「女子」という生きづらさに真っ向から向き合う半生記!
ブログ「弟よ!」で人気の雨宮まみが全国のこじらせ系女子に捧ぐ!
非モテからなぜか「職業・AVライター」になった…
その曲がりくねった女子人生を描く怒濤の13万字!!
『モテキ』の久保ミツロウ(漫画家)氏との特別対談も収録!
目次
第一章●女子をこじらせて
1職業AVライター
2暗黒のスクールライフ 中学校編
3暗黒のスクールライフ 高校編
4暗黒のスクールライフ 大学編before
5暗黒のスクールライフ 大学編/前編
6暗黒のスクールライフ 大学編/中編
7暗黒のスクールライフ 大学編/後編
第二章●セックスをこじらせて
1 さすらいのバニーガール 前編
2 さすらいのバニーガール 後編
3 アダルトビデオジェネレーション
4ユミと呼ばれた女
5サブカルをこじらせて
6投稿雑誌時代
7桃子と呼ばれた女
8ここではないどこか
9ライターに必要なもの
第三章●「私」をこじらせて
1「女」の名前
2「女」だから
3「女」と「弟」
4「女」に引き裂かれて
5「女」が追いつめる
6「女」という急所
7「女」同士
8「自分」はここにいる
9当たり前の解放
特別対談●久保ミツロウ×雨宮まみ「こじらせガール総決起集会!」
あとがき
版元から一言
本書は、「サブカルアイドル」の異名を持つ雨宮まみさんの、単著としては初めての著書です。
今回新たに「こじらせのカリスマ」の称号も得られたようで実にめでた……い!?
実を言うと本書は、当初私がイメージしていたものは、ちょっと違いました。
雨宮さんが何かを批評するスタイルをとりながら、セックスやセックス業界にまつわる「こじらせ」について語るのかと思っていたのです。
ところが、ネット連載2回めの冒頭に「小学生時代は(中略)ジャンプ勢をネタにこっそりオナニーを繰り返すというわりあい健全なものでした」というあまりにもさらりと書かれた一文があり、それを読んでもう、何も言うのをやめました。この連載が、私の想像なんかはるかに超えたところに連れて行ってくれるような気がしたからです。
果たして、約1年半にわたって少しずつ少しずつ続いて来た連載は、原稿が届くたび、いったいどこに行ってしまうのかとどきどきしっぱなしでした。
でもそこには本当に、「今まで誰も言ったことがなかったこと」が書かれていたのです。
雨宮まみさんの文章を読んでいると「へーなるほど!」ということよりも、「言いたかったことを代わりに言ってくれた!」という気持ちになることが多いです。
今まで、もしかすると平塚らいてふさんあたりからずーっとずーっと、言葉になっていなかった「女子の本質」が、今ようやく言葉になっている、そんな気がします。
多くの先人たちの手が届かなかったところに、指の先が届いている。本書は、その意味で、自分が担当しておいて言うのもナンですが、名著、だと思います。(小嶋優子)
追記
●12月20日(火)ガジェット通信で、「女子をこじらせて」紹介されました→こちら
●12月19日(月)「Hagexギャルを探せ」で雨宮まみさんインタビュー掲載されました。→こちら
●12月10日(土)ジュンク堂書店新宿店で行なった「女子をこじらせて」出版記念トークイベント
峰なゆかさん×雨宮まみさん「こじらせ女子 総決起集会!!」のトーク全文をアップしました。→こちら
●12月2日(金)あおい書店町田店さんで「女子をこじらせて」フェア開始。サイン会を行いました→こちら
●12月10日(土)ジュンク堂書店新宿店で行なった「女子をこじらせて」出版記念トークイベント
峰なゆかさん×雨宮まみさん「こじらせ女子 総決起集会!!」のPodcastが公開されました。→こちら
上記内容は本書刊行時のものです。