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人間と世界
発行:本の泉社
A5判
縦216mm
横154mm
厚さ14mm
重さ 380g
256ページ
定価
2,545円+税
- 初版年月日
- 2022年12月6日
- 書店発売日
- 2022年12月7日
- 登録日
- 2022年10月28日
- 最終更新日
- 2022年11月29日
紹介
人間はなにゆえに人間であるのか ―― セルゲイ・レオニドヴィチ・ルビンシュテインはソビエト連邦時代を代表する心理学者、哲学者(1889~1960)。20歳のときドイツに移住、ベルリン大学、フライブルグ大学、マールブルグ大学で学ぶ。1940年『一般心理学の基礎』は高く評価されてスターリン賞が授与された。のち迫害されて社会的地位を失うが、めげることなく旺盛な執筆活動に取り組む。本書はルビンシュテインが生涯かけて究明しようとした命題の深奥を追尋する名著である。本邦初訳。なお「カール・マルクスの諸労作における心理学の諸問題」(1935年)を併載。また、巻頭にカ・ア・アブリハーノワ「エス・エリ・ルビンシュテイン伝記」を掲げる。
哲学者・思想家のルビンシュテインがソ連政府の迫害にめげず、生涯かけて究明しようとした命題の深奥を追尋する名著。本邦初訳。
〈帯文〉
人間はなにゆえに人間であるのかー
ルビンシュテインがソ連政府の迫害にめげず、生涯かけて究明しようとした命題の深奥を追尋する名著、初の本邦訳
目次
訳者まえがき
エス・エリ・ルビンシュテイン伝記(カ・ア・アブリハーノワ)
人間と世界
著者から
序文
第1部
1.存在の哲学的概念
2.存在、実在、生成
3.存在と認識
第2部
序文
1.〝わたくし”と他者
2.人間生活の存在論
3.生活主体としての人間
4.人間の人間に対する関係(道徳と倫理学)
5.人間実在の問題と人間の人間に対する愛
6.倫理学と政治
7.人間生活における美的テーマ(モチーフ)
8.人間の存在に対する認識論的関係
結論
カール・マルクスの諸労作における心理学の諸問題
訳者あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。