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美しい橋 早乙女勝元(著/文) - 本の泉社
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美しい橋 (ウツクシイハシ)

文芸
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発行:本の泉社
四六判
縦194mm 横134mm 厚さ18mm
256ページ
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-7807-1957-4   COPY
ISBN 13
9784780719574   COPY
ISBN 10h
4-7807-1957-7   COPY
ISBN 10
4780719577   COPY
出版者記号
7807   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年3月10日
書店発売日
登録日
2020年2月13日
最終更新日
2020年2月13日
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紹介

戦争から七年。灰燼まだくすぶる東京下町で、
白鬚橋のボルトの穴をラブレターの隠し場所にした
純なふたりの物語。

映画、TVドラマにもなった著者二十歳の記念碑的純愛小説。
映画(水野久美)、TVドラマ(山口百恵)でも好評。

「あの橋の上で……」と、私は考えた。
失業中の青年は、ある日、健康そのものの娘と出会い、ふとしたきっかけから、ささいな会話が交わされたとしよう。
二人はたがいに好感を確認するのに、時間はかからなかった。彼女は彼の鉄工場とは隅田川をへだてた対岸の、石けん工場に働く娘で、そして、それから……と私の想像力は、一組の貧しい恋人たちの明日へとつながってゆく。
(「あとがき」より)

著者プロフィール

早乙女勝元  (サオトメカツモト)  (著/文

作家。1932年東京都足立区生まれ。東京大空襲・戦災資料センター名誉館長。
工場労働をしながら10代で書いた『下町の故郷』によって作家として出発。
56年以後、作家活動に専念。
《著書》『生きることと学ぶこと』『戦争を語りつぐ─女たちの証言』
『東京大空襲』『東京が燃えた日』(以上、岩波書店)、
『早乙女勝元自選集』(全十二巻/草の根出版会)、
『空襲被災者の一分』(本の泉社)、『螢の唄』(新潮文庫)、
『プラハの子ども像』『その声を力に』『赤ちゃんと母の火の夜』
『アンネ・フランク』『もしも君に会わなかったら』
『徴用工の真実』(以上、新日本出版社)、
『わが母の歴史』(青風舎)、『東京空襲下の生活日録』(東京新聞)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。